カイロ・タイム 異邦人の作品情報・感想・評価

「カイロ・タイム 異邦人」に投稿された感想・評価

tori

toriの感想・評価

3.9

コーラン、絡みつくようなアラブの歌、水パイプ、暑さ、人混み、遠慮ない好奇の目、カルチャーショックは異邦人を解放する

ストーリーはある意味ありきたりだが
たんたんとした展開、二人の間合いは悪くない

かつてカイロで二週間位沈没した

バラエティー番組等でよく目にする街だが
空気とか匂いとかこんなに鮮やかに蘇ったことはかつてない
カイロの場末の映画館で「ターミネーター」を観たことまで思い出した

カメラワーク素晴らしいし加えて
内省しつつじっくりと観たからだろう

映画は何ものにも代えがたい
jaja

jajaの感想・評価

-
あれで良かったのだ。超えそうで超えない一線。▼その一線を越えてしまえば、これまでの人生や今の安定した生活を全てぶち壊してしまう。二人の境遇を考えれば明るい未来もない。危うい恋愛が楽しいのはあそこまでだ。あとは悲惨な結末に突き進むだけになる。▼従来の映画のパターンであれば、後先顧みずに簡単に超えてしまうが、現実の世界ではなかなかそうはならない。悲惨な結末が予想できるからだ。それでも超えてしまうのは大馬鹿野郎だけだ。▼そんな危うい関係をうまく描いていたと思う。だからあれで良かったのだ。
こ、これは…恋愛になってしまうのかっ!!って何度もハラハラしてしまったよっ!
エジプト行く前にもう一回見たいな。
異文化いいよね。
SatomiN

SatomiNの感想・評価

3.0
あまりエジプトの魅力が伝わらなかった。
忙しい方を旦那さんにするって大変だなって思ったけど、その一言だけでは言えない感情があるなって最後に思った。
himajin

himajinの感想・評価

3.8
究極のnothing happened。
二者間の絶対的な隔たりと、通り過ぎて行く人だからこそ出来る恋と流せる恋を描いた作品。
ピラミッドのシーンの美しさとその後のエレベーターのシーンがなんとも突き刺さる。
ザ・アメリカ人な大味さを微塵も見せないパトリシア・クラークソンの繊細な演技が素晴らしい。
i

iの感想・評価

3.8
大人。静けさの中にある一瞬の揺らぎにドキドキした。視線が印象的なシーンが多い。

薄っぺらくも重苦しくもない、丁度いい穏やかさや温度、登場人物の居方が観ていて楽。
主人公がこの年齢だから成立してる。

雑多な街中やナイル川に白砂漠、圧倒的なピラミッド、出てくる景色が絵はがきみたいに残った。音楽が良かった。
のんびりと過ごしたいときにピッタリな、異国情緒漂う上品な作品。
特別何も起きないけれど、心の揺れと、旅の適度な緊張感も映し出される。

ジュリエットは、国連で勤務する夫マークと合流してバカンスを過ごす目的でカイロを訪れる。しかし、ガザの内戦状況で奔放していた夫は、空港に迎えの姿はなく、かつて夫の警備担当だったエジプト人・タレクが彼女を迎えに来ていた。 夫マークの到着が何日も遅れ、ジュリエットはタレクの案内で、カイロの日常を体験することになる。

カイロの美しい映像、空気感を観光気分で見るだけも充分良い。
でも最も素晴らしいのは、エジプトを詳しく知っている人が制作しているのが、所々に現れていることです。 たった一言だったり、ワンカットに、込められた意味の深さがあって心に響きました。
大人のエジプトの旅と恋
夫に以前雇われてたタレクがいいやつすぎた
妻、夫に雇われていたタレク、ちょっぴり夫の3人が登場するけど結局何かが起こるわけでもない
妻とタレクにとって初恋みたいな良い思い出になりそう
エジプトもわりと綺麗
ピアノのBGMも良かった
木上

木上の感想・評価

4.5
なんで有名じゃないんだろ、というか、レビューも3桁なのが不思議な名作だと思う。

結婚している欧米人の女性が夫のいるエジプトへ、滞在中カイロでのロマンスの物語

ごったがえすカイロの町、現地の女性たちは外にはおらず、カフェにいるのは専ら男性ばかりで、典型的な中東世界
朝はコーランの詠む声で目が覚め、コーヒーを飲み、煙を燻らせる。
砂ぼこりのするような町だけど遠くに目をやるとナイルが青く、ピラミッドは白く輝き、ウムクルスールの声が中東のリズムにのって聞こえてくる。
こういう映画がみたかった!!

ロマンス中の音楽と、夫と合流した後での音楽の変わりざまが切ない…
ロストイントランスレーションに似てる。どっちもエモい…。
ひとり旅好きからすると、かなり共感できる映画だった。不倫は主たるテーマではないので恋愛ストーリーとしては物足りなさを感じる人もいるかも、、、?
でもカイロに行ったような気持ちになれる、旅好きにはオススメの作品。
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