ボンジュール、アンの作品情報・感想・評価・動画配信

「ボンジュール、アン」に投稿された感想・評価

監督はエレノア・コッポラ。
フランシス・フォード・コッポラの妻で、なんとこれが80歳にして初長編監督デビュー作!(それ以前にドキュメンタリー共作はあるけど)
常に注目を浴びる有名監督の妻としての目線が、さりげなくところどころに感じられて面白い。
カンヌからパリへの寄り道ロードムービー。

プロデューサーの夫と共にアメリカを離れ、カンヌを訪れていたアン。
アンは仕事と子育てを追えて少し人生に迷っている女性。
夫は仕事漬けで、カンヌを楽しむ余裕も無く、仕事以外は妻任せ。

耳の痛みに悩むアンは、パリ行きの列車に一人乗る予定だったが、それを知った夫のフランス人の友人、ジャックの提案で、共に車で向かうことに。
ジャックは女性のエスコートに慣れてて、食通で、自由人。もちろんあちこちに女性の影あり。気分の贅沢のためなら時間を惜しまない。

すっかりジャックのペースに乗せられ、その晩パリへ着く予定のはずが寄り道ばかりの気まま旅に。

ちょっと目を離すと、ジャックがバラ園で摘んできたバラで後部座席いっぱいにして戻ってくる。
車が壊れれば、ピクニック用のカラトリーとシートを出して湖畔へピクニック。
そして、リヨンへも立ち寄ってレストランでランチ。
…いつまで経っても何泊してもパリに着かない。

途中立ち寄り素敵だったのが、
リュミエール兄弟が住んでいたリュミエール研究所というミュージアム。
世界初のカメラ、シネマトグラフや
観客に見せた最初の映画を観せてくれる。
他にも、マグダラのマリアの遺骨が眠るヴェズレーの大聖堂や。

羨ましかったのがレストランでのチーズの籠。いろんなチーズを花籠ぐらい大きな籠に詰め合わせてる。

ダイアン・レインの『トスカーナの休日』は好きな映画のひとつです。今回も美味しい料理と素敵な景色の旅でした。
いつかこんな旅行が出来たらいいのに。
人生観が変わる旅というほどではないが、ふと立ち止まってしばしの休憩をもらったかのような。

ダイアン・レインはもちろんもう若くは無いんだけど、魅力的でとても美しい年の取り方をしているな…と感心。
表情豊かで、料理の皿の写真を撮る時に自嘲気味に少し笑う表情が素敵。
EDEN

EDENの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

6/1/2021

最初は、クリシェなセリフと繰り返しが多すぎると思ったけど、最後までみると素敵で芳香な映画。You are Brûlée.

自分がアンくらいの歳だったら、さらに自分とアンを重ねていただろうな。アンの娘くらいの歳の私は、自分の将来を想像して人生が楽しみになったよ。映画ってこうやって、人生の時を伸び縮みさせるような作用があるのよね。

フェニックスの音楽が出てきたときは、おーとなった。

食事が何よりおいしそう。今ちょうどしばらく外食に行けてないし、とてもレストランに行きたくなった。チョコレートのケーキ食べたいいい。

最後のレストランでのジャックの電話シーンは、ジャックも忙しいけれど、アンといる時は仕事をしないようにしているということかな。

I wear it to remind me how fragile the life is. And how painful and exquisite it is to be alive.

今日はlittle Romance もみたから、ダイアン・レイン in Paris を2回も。

バラをパフューム、と呼んでいたのもよかった。

最後は、やめてよここで終わらないで、というところで終わった。だけど、パリのアパートであのまま不倫に繋がらなかったのはよかった。時計の嘘は、結構 Deal Breakerかもだし。これから新しい人生を始めるのは、何歳でも遅くないという気分になった。

ところどころ出てくるホテルの🤴や、レストランの男の子たちがhotすぎた。
lemmon

lemmonの感想・評価

4.1
本作、ダイアンレインだからこそ素敵に🥰。


重ねた年齢は隠せない。
ただそれが魅力と思わせられるのは彼女の強みだ。
シワひとつない50代、、、
それはそれで生き方なんだろうが、、、


おしゃれなヨーロッパの風景・生活に放り込まれたアメリカ人。あれ?「トスカーナの休日」やん🤣。と思いつつも本作はもっと大人の女の心の変化を楽しむ。


自由気ままフランス人に振り回されながらも、ヒロインは騒ぎ立てない。若くないから(ごめん、レイン🙇‍♂️。)。目の前に魅力的なものがあれば素直に感化される。
これだけならただのオシャレ映画で終わっていただろうが、ここにヒロインとフランス人の過去が少しだけ触れられるのがまたミソ☺️。


フランス人のおっさんもなんか軽いなあ〜とか思っていたが、徐々に魅力的に見える不思議。
ただこれもレインが彼を少しずつ意識し始める仕草で「あれ?こいつカッコいいとこあんのか?」と思わせてくれるからのように思う。


だめだ、御贔屓俳優。贔屓し過ぎか😆。
「ボンジュール、アン」
ここ最近で一番好きな邦題😊。


そして、オーラス。
もうダメダメ。ずるい😆。やられた🥰。
さあ、人生これから!😁
tsumumiki

tsumumikiの感想・評価

3.5
ダイアン・レインの自然体な演技で主人公と気持ちがいつの間にか自分と一体化してしまった。風景も料理も美しく楽しめた。ところどころに出てくる絵画やワインのウンチクも鼻に付くちょっと手前のいい感じ。結末はいろいろ含みがあるのかもしれないが中途半端で残念。
ロードムービーはほぼ
移動シーンなのに
ホンの少しの切り取った
シーンの中に感動を
盛り込ませるからすごい
sanie

sanieの感想・評価

3.3
フランスの田舎の風景は最高。
もう少し男性が魅力的だったらと思ったけど、フランスの中年男性(少しお金持ってる人)大体あんな仕上がりだよね。
粋な雰囲気出してるけど、自分のペースで物事進めたいだけなんだよな
R

Rの感想・評価

3.5
エレノア・コッポラ監督作品として『ハート・オブ・ダークネス』(地獄の黙示録ドキュメンタリー映画)に続く2作目は、「アメリカ女性とフランス男性のロードムービー」。

本作、フランスの綺麗な風景や食事が見られて、なかなか良かった。主演はダイアン・レインだが、フランス語も多くて、なんか綺麗なフランス映画を観ているような気分になった。
また、フランスの中を車で移動するロードムービーでもあり、フランスの名所をプチ観光した気分にもなれるかも知れない…(笑)
こうしたフランスの風景を見て「あ~ぁ、最近フランスに行ってないな~」などと思う。

本作は映画製作者の夫を持つ女性(ダイアン・レイン)が、(何年か前のカンヌ映画祭で目立っていたイングリッド・バーグマンのポスターだらけの街なので)多分カンヌからパリまで、フランス人男性の運転する車で移動する物語。
この男性は「僕の幸せは食卓にある」という食通であり、女性好き…(笑)
ダイアン・レインはパリに急いでいるのに、男はあちこち寄り道しながら食事したり観光したりするあたりが楽しい。
そして二人はお互いの事を知り合うようになってくるあたりで、「この女性好き男とダイアン・レインは…」とかいう少しだけスリルある雰囲気もナイス。
beegchiko

beegchikoの感想・評価

3.7
2021/3/13
原題:Paris Can Wait

フランス映画なら人物設定も含めてもう少し濃厚だろうなあ。
【胃袋掴みは】妻帯者の皆様、フランス男に気をつけろ!【女性にも有効】

ぱっと見20種類以上はあるチーズの籠…圧巻!
チョコデザートも5種…囲まれたい( ˊ̱˂˃ˋ̱ )❤︎

いつもなら不倫っぽストーリーあんま好みではないのだけど、なんだか本作はラストものすごーく清々しかった。
その理由として、最後まで画面がピュア。途中フランスの旅番組(主にグルメ強化)見てたっけ?と思ったりもした笑

でもラスト良い。釣られて一緒に笑ったもんね。ED曲のチョイスも合ってる。
第二の人生、という選択も有りか?と思わせる一本。

2019.03.25レンタルDVD
M

Mの感想・評価

3.8
まわり道は心の栄養…

車でカンヌからパリへ
有名映画プロデューサーを夫にもつアメリカ女性と、カンヌ現地コーディネーターのフランス男性の温度差たっぷり、ゆる〜い気ままなロードムービー。

美しい風景と美味しい料理それから知的でユーモアに満ち溢れた会話が素敵でした。

…ダイアン・レインの美しさ…とにかく可愛いのです。
小さなカメラでちょっとした好奇心をカシャとした時の、爽やかな笑顔がとっても魅力的。

convertibleの後部座席には溢れるほどの薔薇。
風をきってドライブのシーンがロマンチックで印象に残っています。

人生にはまわり道があって、そのおもいがけない寄り道の面白さがいっぱい詰まっていました。

映画っていいなぁー、フランス旅気分!
楽しい作品でした。
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