実相寺昭雄の性。大島渚の“儀式”のような素材ですが今作の方が好き。琵琶湖近くの街並みを撮るとき、固定でも素晴らしいショットになりそうなところ、移動して街並みを近視眼的に撮るのがいい。ローアングルが印…
>>続きを読む能面の表情が喜怒哀楽によって本当に変化しているようにも感じられるし、まず役者全員の表情が非常に上手かった。
2人の行為中、何かしらに視られている描写が多くてなんとなく罪悪感を感じるけど、正夫はどんな…
そもして、全シークエンスの構図・ライティングがキマりきっている!モノクロ映画ゆえの旨みがめちゃくちゃに出ている映画な気がする。
特に印象的なのは反復して登場しまくるクローズアップだけど、
キーアイテ…
実相寺昭雄監督作品。ATG映画。約140分という尺だが全く飽きない。というか濃すぎて、眠くなる間もない。カメラアングルがとんでもなく凝っていて、映像を観るだけで楽しい。内容は近親相姦などのタブーてん…
>>続きを読む実相寺監督作ベスト。
仏教や社会通念に対するアンチテーゼとして、助走をつけて殴りかかる勢いで喧嘩をふっかけてるのが本作「無常」。
しかし、なにも仏教だけを批判しているのかというとそうではなく、私たち…