1960年代インドネシアで行われた大量虐殺を加害者側の視点から描いた衝撃的ドキュメンタリー
100万人を超える人々を殺した身でありながら、現在も国民的英雄として讃えられている異常な光景
そんな彼ら…
地元のゴロツキと何ら変わらないムーブを見せつけるパンチャシラ青年団のお偉いさんが、大虐殺を行った村では美人を一人残らず凌辱した、と語る。罪の意識などカケラも見せずに。特に十四歳は最高だ、お前は地獄だ…
>>続きを読むインドネシアの虐殺経験者が同じテーマで映画に出演する
冒頭で加害者は当時の様子を誇らしげに語ったって出てたけどそんな風には感じなかった
共産主義者の息子が共産主義者の役をして追い詰められた演技をし…
これは映像による記録という域を超え、記憶、倫理、権力、そして存在論的な暴力の本質に肉薄する一種の哲学的実験である。
特筆すべきは加害者自身によって自らの殺人行為が再現されるという構造の倒錯性である…
途中まで、このクソジジイ共がと思わず悪態をつきながら見てましたが。公的ではなく私的な歴史の幅は憎悪一色でうまらないようできているのだな
場の記憶/亡霊が人の意識にここまで強烈に作用している場面をフ…
普通ドキュメンタリーは関係者のコメントだったり、再現VTRなどで構成されるもの。
ところがこの作品は100万人以上が殺害されたといわれるインドネシアで起きた大虐殺を、加害者に演じさせるという前代未…
© Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012