荷車夫婦の一生を姑問題、愛人問題、日本戦前、戦中、戦後まで描く。なんというか盛りだくさんである。米騒動まで出てくる。望月優子は、木下作品でもお母さんでまさにお母さんの中のお母さん。キング・オブ・お母…
>>続きを読む原作が全国の農村の女性らから評判を呼び、農協の婦人会のカンパで製作されたという映画らしい。
主人公のセリフはふつうに聞こえるんだけど、夫役の三國連太郎のセリフが七割くらい何言ってるか分からなくて、そ…
山代巴の原作を依田義賢が脚色、ヤマサツが監督した 全国農村映画協会製作の作品。農業協同組合婦人部が、一人10円のカンパを集めるなど、一丸となって取り組んだ。ヤマサツは、後の政財界を舞台にした重厚な作…
>>続きを読む正直見ている時は集中できてなかったりもしたけど、終わり方が良すぎてこの評価。
何度も泣きそうになった。特に前半の親と子のシーン。人の死を描かないで泣かせられるのってすごいことだと思う。
役者さん…
物語の始まりは明治中頃。広島県の山間部のお屋敷で女中奉公していた主人公が郵便配達員の若者に見初められ結婚する。夫婦2人で荷車を引く事業を始め、厳しい労働の日々の中、娘が生まれる。ところが両親が忙しく…
>>続きを読む親に勘当されながらも結婚するが、姑からは受け入れてもらえず、夫と一緒に荷車を引きながら生計をたて、やがては5人の子供を持つことになる女の明治から戦後に至るまでの半生記。ただし、彼女が主人公であるもの…
>>続きを読む独立プロ名画保存会