どわああああ…。
観て良かった…。
撮影対象とのバランスと、作品と社会とのバランスと、凄い作品だった。
食肉の話がいつのまにか太鼓の話になってて、それは繋がっていて。
太鼓の革を水平から撮ってる…
いのちをいただく
屠殺、牛の革で太鼓づくり、だんじり祭、盆踊り、同和問題、結婚など、大家族の肉屋の日常をバイアスなしに「こういう事実があります、あなたはどう思いますか」と差し出されているような映画…
このレビューはネタバレを含みます
牛をわる。
屠畜場をそして牛の屠畜を初めて見た。
牛の脳天を叩いて牛が倒れるところから衝撃でした。
全国水平社の宣言をみて自分達の境遇がわかった。というようなことを言っていて驚いた。今では信じら…
会館で観ましたぁ〜。
和泉市の人権センターでの上映会。
空きがあったので行って観てきましたぁ。
前々から気になっていた作品。
精肉店を営む、北出一家のお話なんです。
歴史のある、
お仕事、そ…
いのちを食べる、ということ。
小学生の頃、近所にあった精肉店の作業場には皮を剥がしてきれいに掃除した牛や豚が吊るされていました。
でも、生き物をつぶして食べるということを頭では解っているつもりで…
自分達が育てた牛を自分達が捌く。
牛の頭をハンマーで叩き、牛がぺシャと崩れるシーンは衝撃。その後、家族で感傷に浸ることもなく淡々と精肉していく。
嘘くさい動物愛護などは語らず、生活の糧であり、生業。…
自分たちで育てた牛を自ら屠り食肉として売る。命と向き合う暮らしから迸る言葉は重みが違う。殆ど触れられていないが、部落解放運動に携わった大変な時期を乗り越えてこその今の家族の柔和な顔…眩しくさえ映っ…
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