静かについて来いの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『静かについて来い』に投稿された感想・評価

わに

わにの感想・評価

4.5

これまたちょっとどうかしてるくらい面白い。
60分でほぼ余計なことをせずに走り切ってしまう傑作。

窓の外で雨が降る中、あちらを向いてる人形が動き出す瞬間たるや、察しがついててもぞわっとする。

最…

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石口

石口の感想・評価

4.0

オープニングから雨が印象的で、これが手に汗握るクライマックスに繋がるという作りがいかにも巧い。捜査過程で登場するマネキンの不気味さ。若きフライシャーの才気を充分に感じ取れる小品で、テーマ的にも後の傑…

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「絞殺魔」(1968)「マンディンゴ」(1975)のリチャード・フライシャー監督の初期作で、刑事ドラマのカルト作。原案はアンソニー・マン。

雨の日に犯行を繰り返し”ジャッジ”と名乗る連続殺人犯は、…

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あれ?これはつまらなかったな。
のっぺらぼうがデーンと登場するシーンと、雨の日にしか殺人を犯さない犯人が配管から漏れ出る水を見て発狂しそうになる場面が見所。のっぺらぼうは最近でも似たような顔写真が上…

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AONI

AONIの感想・評価

4.0
「動くマネキン」は、それを行う意図を含めてツッコミ所満載だが、ホラー演出としては満点。コンパクトながら内容詰め込みまくりで大満足のR・フライシャー初期の演出作。

雨の日にだけ殺人を犯す異常者と彼の逮捕に執念を燃やす刑事のクロスカッティング。

犯人の顔を覆っている影は位置的にずっとおかしいのだがノワールなので許されちゃうし、あの人形も立派な捜査として出てくる…

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雨の殺人鬼。
映像の雰囲気は良かったが、ちょっとシンプルすぎた。
深読みのあまり「ヒロインが真犯人に違いない」と決めつけながら観てしまったが、単なるめっちゃ良い娘だった。
「中盤のアレ」は反則球気味。
ガラス破り逆さ落ち,犯人手がかり展示,犯人スケッチ,人形のっぺらぼうアップ,嘘出頭,人形本物,フォースター誌絞首刑執行人特集,古本屋リスト,聞き込み,工場銃撃,水豹変,ぶら下がり,落ち
yuzu

yuzuの感想・評価

-

ノワール期のフライシャーだとこれが一番好きかな。「その女を殺せ」ももちろん好きだけど。
水がいいんだよな。それと、あの人形!おお怖い怖い。

ちなみにフライシャーは、どんちゃん騒ぎの「おかしなおかし…

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lag

lagの感想・評価

4.0
顔が無い背中に話しかける。窓と落下。再び夜に雨が降る。工場の階段を駆けて追う。銃弾で管に空いた穴から水。
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