脚本の仕掛け。森繁久彌と清川虹子の運動神経。同期する運動。冒頭、3人の歩調。ベッドのスプリング。原節子と三船敏郎の歩調。潜水士の動き。昼間に作業している潜水士が「たまや、鍵屋」と掛け声すると、夜にな…
>>続きを読む三銃士 ホンモノは酸っぱいわ ニセモノをニセモノの値段で 正真正銘のニセモノ パチンコの玉 憧れの象徴 悲しい嘘の手紙 荒城の月 気持ちのいい連中 心の中に宝石 勝鬨橋 指輪落下 誇りがあります ま…
>>続きを読む原節子と三船敏郎の日本映画界を代表する役者が共演した映画。原節子のパンツ姿も貴重ですし、三船敏郎の黒澤映画でよく見る人間臭い役でなくて、上品な感じのある役もまた貴重。
90分と比較的短い作品ながら大…
52年製作。戦後復興期の銀座。宝石店の前で似顔絵描きをしている原節子。同じ裏町に住む3人も、同じ場所で靴磨きと靴直しをしているという設定が時代を象徴してる。この4人が、ダイヤの真贋をめぐる騒動に巻き…
>>続きを読む前半は贋作指輪を巡るコメディ。後半は死にゆく街娼の嘘に付き合う贋作夫婦の人情噺。森繁と妻の清川、妾の藤間のやりとりは安定のバカバカしさ。給仕にパチンコ玉渡して客の手土産を取りに行かせるとこ爆笑した。…
>>続きを読む原節子と三船敏郎の日本映画界を代表する役者が共演した映画。原節子のパンツ姿も貴重ですし、三船敏郎の黒澤映画でよく見る人間臭い役でなくて、上品な感じのある役もまた貴重。
90分と比較的短い作品ながら大…
ハリウッドのスクリューボールコメディを意識したようなドタバタ喜劇。
富裕層の暮らしを面白おかしく描きつつ、戦争の爪痕が残る東京の街や人を中心に据えるスタイルは『カルメン純情す』を思い出させ、GHQ…