すみません、傑作です。
西島秀俊を俳優として評価してなかったのと、WOWWOWのテレビ映画であること、ジャケットのやる気のなさから、観るのを後回しにしてしまっていました。そんな大した作品じゃないだろ…
みんな若ぇー!、と思ったら2006年の作品。
昔読んだ原作は題名しか覚えてないなりに、映像化はなんとなく難しそうな印象だったのだけど、見てみたらかなり良かった。拾い物。
あの時こうしてれば、、と…
印象的な
あの大阪のホテルでの会話。
これにつきます。
市川準監督・脚本
吉田修一原作
西島秀俊・寺島しのぶ主演
「無人島に持っていく映画100本」
「春、バーニーズで」
https://sta…
短編だと思ってたから、こんなに長い映画になるのか、とびっくりした。
西島秀俊がイケメンだった。
瞳はイメージとしては「ミス・サイゴン」のエレンみたいな、可憐で慎ましやかな雰囲気だと思ってたから、寺島…
市川準監督のWOWOWテレフィーチャーで、夫は初婚で妻実家に同居、妻は再婚一男有り母も同居、共稼ぎ、理想の夫婦。ある時大阪のホテル一室の、夫西島秀俊と妻寺島しのぶの「狼少年」ごっこで、お互いの過去の…
>>続きを読む「あのとき、ああしていれば」は静謐な映像美に加え、いくつかの作品でもテーマとなっている市川作品もうひとつの大きな醍醐味であり今作はそれに真正面から向きあった。もちろん陳腐なモノローグなどは一切排除し…
>>続きを読むある時に別れた人生の分岐
一つを選択したはずなのに、思いは断ち切れず2つの時間を生きる
あのときもう一つの選択をしていたら…と思い、象徴である腕時計を探しに行くが、何十年も前のこと、それはもちろんそ…
『東京夜曲』に近しく、明確な「もうひとつの時間」という主題。レール分岐、岩の窪み、置き忘れた時計。電車内、西島秀俊の死んだ目、じっくりと見せる電車移動。ラストシークエンス良過ぎる。いつもの通勤電車か…
>>続きを読む登場人物たちを常に街の風景の一部として描く達人。「もう一つの時間」それは誰にでもあるのだ。現代では、もう一つどころか三つも四つも持つ人が殆どだろうなと思わずにいられない。混乱させておいてやりたい」親…
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