愛の嵐の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『愛の嵐』に投稿された感想・評価

kark
3.9

シャーロット・ランプリングと言えば、まず、この映画が上がると思う。薄い唇に灰色の三白眼。酷薄そうな顔付きだけど、ずっと役者をやってこれたのは、それなりに優しい人なんだろうな?

子供の頃は戦争映画が…

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隼人
3.2
ナチスの残党もユダヤ人のサバイバーもまだ大勢健在だったであろうこの時代に良くこの映画が作れたなと思った。一貫して漂う生々しさは多分その辺りにある。ある意味、オーストリアだからこそ出来た映画だと思う。
木
4.0
ナチズム、異形の愛。退廃的な描写香ばしく、時代に流されるダークボガードがやるせない。シャーロットランプリングはほんとに天使のよう。
サラ
2.9
てっきり復讐ものだと思っていたら、あらあら、あらららら。この2人にしかわからない世界観なんでしょうね。究極の病的なファンタジーでした。
Pinch
3.6

極限状態の中で身を染めた性の快感だけが生の証。ライヒが鉤十字には性的な意味があると書いていた。権力の支配・従属を通して得られる快楽の味。それを超えるものは他には見つからなかった。だからナチスは成立し…

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4.2

長い間見直したいと願ってた作品。ずっと忘れられなかったシャーロット・ランプリングの破滅的なまでの美しさ。ストーリーはあくまで暗く退廃的で、普通の愛じゃない。ナチの幹部だったマックスは残酷で変態なロリ…

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Omizu
4.5

【1975年キネマ旬報外国映画ベストテン 第2位】
リリアーナ・カヴァーニ監督の代表作。ダーク・ボガート、シャーロット・ランプリング主演。ヴィスコンティが絶賛したと言われ、日本でもキネマ旬報ベストテ…

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KSat
3.9

ホロコーストを扱った映画の中でも、未だに欧米で毀誉褒貶半ばする一作。日本ではエロティックなポルノ紛いの評価をされるが、全くもってそんなことはないと思う。

言うまでもなく、これは1970年代の映画だ…

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4.4

食の供給を断たれ、割れた瓶のジャムをむさぼり食う二人、倒錯と退廃の愛に殉ずる至高の純愛が奈落の底に堕ちて行く。死と隣合わせのナチス捕虜収容所、被虐の愛に飼い慣らされたユダヤ人少女とゲシュタポ幹部の加…

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上半身裸で軍帽かぶっているシャーロット・ランプリングが印象的で覚えていたので、つい観てしまったけど観なきゃよかった。私には胸糞悪い映画だった。ダーク・ボガードもキモい。そうなるのは納得いかない。

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