シャーロット・ランプリングと言えば、まず、この映画が上がると思う。薄い唇に灰色の三白眼。酷薄そうな顔付きだけど、ずっと役者をやってこれたのは、それなりに優しい人なんだろうな?
子供の頃は戦争映画が…
極限状態の中で身を染めた性の快感だけが生の証。ライヒが鉤十字には性的な意味があると書いていた。権力の支配・従属を通して得られる快楽の味。それを超えるものは他には見つからなかった。だからナチスは成立し…
>>続きを読む長い間見直したいと願ってた作品。ずっと忘れられなかったシャーロット・ランプリングの破滅的なまでの美しさ。ストーリーはあくまで暗く退廃的で、普通の愛じゃない。ナチの幹部だったマックスは残酷で変態なロリ…
>>続きを読む【1975年キネマ旬報外国映画ベストテン 第2位】
リリアーナ・カヴァーニ監督の代表作。ダーク・ボガート、シャーロット・ランプリング主演。ヴィスコンティが絶賛したと言われ、日本でもキネマ旬報ベストテ…
ホロコーストを扱った映画の中でも、未だに欧米で毀誉褒貶半ばする一作。日本ではエロティックなポルノ紛いの評価をされるが、全くもってそんなことはないと思う。
言うまでもなく、これは1970年代の映画だ…
食の供給を断たれ、割れた瓶のジャムをむさぼり食う二人、倒錯と退廃の愛に殉ずる至高の純愛が奈落の底に堕ちて行く。死と隣合わせのナチス捕虜収容所、被虐の愛に飼い慣らされたユダヤ人少女とゲシュタポ幹部の加…
>>続きを読む上半身裸で軍帽かぶっているシャーロット・ランプリングが印象的で覚えていたので、つい観てしまったけど観なきゃよかった。私には胸糞悪い映画だった。ダーク・ボガードもキモい。そうなるのは納得いかない。
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