父親の死後に即離婚、放蕩三昧を決め込み親族と断絶、世間に逆らう破廉恥の文豪、永井荷風の名作の映画化。津川雅彦演じる主人公はダンディで知的だが女道楽の原作者自身。その行状に呆れ果てた実母との会話は、語…
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原作は未読です。
主人公の家が美しいです。
そして、何より墨田ユキさんが美しいです。
ラブシーンで、列車か鉄道かの煙が上がる演出…どこかで観たような…🙄?
その作品では笑っちゃったと思うのですが…
結婚に向いていない人っているよね。
永井さんはそれを自覚して遊んでいたからまだマシなのか、どうなのか…。
永井さんの住んでる家の外観が雑司が谷旧宣教師館に似ていました。ここ素晴らしいので東京にお住…
好色家の作家・永井荷風がふらっと立ち寄った(当時の私娼街である)玉の井で出会った私娼・お雪のなじみになっていく様子やその顛末を描いた、新藤兼人監督のドラマ映画。ATGが配給した最後の作品。
原作で…
永井荷風 原作
新藤兼人 脚本、監督作品
隅田川の近辺にある赤線地帯、玉ノ井
作家の荷風(津川雅彦)はそこでお雪(墨田ユキ)という女と知り合う
彼女との狂おしいまでの恋愛を繰り広げやがて結婚…
暗く湿った話になりそうなのに、凛とした印象が残る。隅田ゆきは、木村荘八の描く世界からとびだしてきたような美しさ。
彼女は顔立ちがやや細く華奢な印象があるけれど性格はたくましく明るいのが魅力。
着物が…