"相米慎二"が"石井隆脚本"で"日活ロマンポルノ"をやるというどう考えても傑作にしかならない布陣で制作された映画なのだが、これが驚くほどにしょうもないモンになっちまってるからどうしようもない。
今…
■あらすじ
出版社を営む男・村木が自暴自棄になってラブホテルにヘルスを呼ぶところから物語が始まる。
もう死のうの思っている村木は、ヘルス嬢・名美に手錠をかけてハードな行為に及ぶ。
そのあとの展開が意…
ちょっとくどすぎやしないかという気もするんだけど長回しのためには電気スタンドにしろ電話にしろコードは長くなければいけないというすてきな因果律に免じる。相米慎二らしくストイックさはロマンポルノの歴史の…
>>続きを読む石井隆ですもの、本作も名美と村木のいつもながらのすれ違いの話。
事業がドン詰まった村木は闇金から借金したものの借りた金が返せない。ある日、取り立て屋が事務所で妻を凌辱している場面に出くわす。村木さ…
相米慎二監督なんで観てみた。さすがに38年前とあって時代を感じた。第7回ヨコハマ映画祭にて第一位、速水典子は最優秀新人賞を受賞したらしい。伊武雅刀, 尾美としのり、さらには佐藤浩市と萬田久子が出てい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
石井隆だなぁ……。
よくも悪くも石井隆。
一定以上の年齢層の男性に刺さりそうな感じ。
借金返せず嫁が犯され(というか、積極的にヤッてるように思えたけど)、
自暴自棄でホテトル買って犯して殺そうとす…
このレビューはネタバレを含みます
なんでコレほど“堕ちていく”ことに、人は魅了されるのだろうか?いや、この時代のクリエイターたちは、なんでここまで、拘ったのか?
作品によって、微かな希望を予期するものもあるが、絶望に魅了されたクリエ…