喜望峰の風に乗せての作品情報・感想・評価

「喜望峰の風に乗せて」に投稿された感想・評価

この映画当たるはずないよね…それでも見に行くコリン・ファースファンの皆さん!コリンは出演作が酷評されることはあっても彼自身が悪評をかうことは決してない稀有なお方です。

さて作品、すぐヨットに乗るのかと思ったら乗るまでが結構長くて退屈。乗ってからの(ドナルドではなく敢えて)″コリン″はすぐにメゲちゃってズルしようと決めたけど「ズルしようとした自分」が許せなくていろいろと悩む。いいじゃん、「ごめんなさい!」って謝れば。屈辱とか恥とか見栄はかくも人を追い詰めるものか。原題marcyは″慈悲″という意味だけど作中では″救い″と訳されていました。この訳も苦労したんだろうなあ。

それと、最後の奥さんのマスコミ批判は逆ギレでは。
MASAYA

MASAYAの感想・評価

3.4
単独無寄港世界一周に挑んだ素人の話。

実話ベースということで起伏が少ないかと思いきや、意外と面白かった。

尺で言うと30分が海に出るまでの話で、残りは素人が海の驚異に立ち向かう話。

まあ結末としては自業自得かな。
いとしのコリンファースの最新作。
もうあの声とルックス。あいかわらず最高ですよ。来月はメリーポピンズもあるし、2018.19はコリン推しにとってはたまらない年ですね。
こんなに悲しいお話ってあるの?というくらい悲しくてたまらなかった。
追い詰められ、身動きとれない状況へと自分を追い込んでしまったドナルド。
レイチェル・ワイズが素晴らしかった。

実話らしいがドナルド・クローハーストについて何も知らなかったので、映画の展開に心が追いつかない感じだった。
原題が「THE MERCY」(慈悲)。自分は不勉強だったが、英国本国やヨーロッパでは、かなり有名な実話らしいので、基本的には、事件から約50年、「そろそろ(主役の)ドナルドの行動の再評価を行い、赦しを与えようじゃないか、彼に神の慈悲を」という、ある程度予備知識があり、キリスト教的価値観を持つ人々向けの映画だと思う。

コリン・ファース主演だから、ということで日本の会社も買い付けたのだろうが、そもそもドナルドのことをよく知らず、宗教観も異なる大多数の日本人にとっては、彼の行動も結論も、色々唐突で、違和感しか持てないかもしれない(自分はそうでした)。この規模で公開する映画ではなかったような。

他の多くの方々も書かれている通り、邦題は内容とまったく異なる。むしろ喜望峰に近づかないようにしていた男の話だし。暗いタイトルにしてお客さんが減るのを避けようとした配給サイドの思いもわかるが、わざわざ「喜望」というワードをタイトルに入れ「海洋冒険ドラマ」と謳ってしまっては、スタート時点での集客はできても、期待と内容の落差があまりに大きすぎて、結果、作品そのものへの純粋な評価も必要以上に落としてしまい、口コミでの広がりを阻害することにしかならないのでは?

原題のままが不安だったのなら、例えば「ラスト・レース」とか、どちらでもとれるようなシンプルなタイトルにすれば良かったのに。すみません、余計なお世話です。

でも、ドナルドの苦悩には普遍性がある。普段の仕事でも、途中でこれはダメだな、とみんなが気づいているのに誰も引き返す勇気がないまま…というのはよくあることだ(この映画の配給宣伝も?)。そもそもすべてがドナルド自身の行動が招いた事態なので、奥さんのメディア批判にはあまり説得力を感じなかったけれど、家族の絆は美しかったし、切なかった。撮影も含め映画として決して悪くはない(と思う)。

あ、コリン・ファースはやっぱり好きです。
りつぽ

りつぽの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コリンファース!!!
大好きな俳優。
コリンファースが出るからと思って観たら、いい意味で期待を裏切られた。

このラストがすごく良いと思ってしまうのは、ほんとの結末と思うと不謹慎に思うけど、すごい「ドラマ」だと思う。
これが本当にあったのかあ、、と終始思った。
イルカの大群はCG?
けど大波のシーンはすごいリアリティでこわかった。

あ、あと、日本では全く話題になってないけど、デヴィット•シューリスやマーク•ゲイティスなどイギリスの名俳優がでてたのはこの映画の下支えになってるんだろな。

原題の The Mercy はすごくいいタイトルだなと思うのだけどなー邦題残念。
ausnichts

ausnichtsの感想・評価

1.5
こんな映画だったのかい!?
邦題から感じる印象とは真逆の映画でした。

結果としてよければそれはそれでいいのですが、この映画は、こんなにも映画化に適した物語をなぜこんなにもつまらない映画にしたのだ!? という結果でした。

https://www.movieimpressions.com/entry/kibouhou
825

825の感想・評価

4.0
雨の日の夜、とことん落ち込んで復活したい日に
1人で観たい映画。

TOHOのアプリでポスター画像を観たときは、しれっと公開してるオトナ女子向けハートフル恋愛ストーリーみたいな感じかなと思ってました(積極的に観に行かないジャンル)
が。コリンファース!ではないですか!!
寝ぼけた頭の奥底で何かが覚醒しました。

兼ねてから、「フラッと映画館に立ち寄って、その時間に合った映画を観る」にチャレンジしてみたかったので、どんなストーリーでも好きな俳優さんが出てれば平気かなと思いチケット購入。

とはいえ、ストーリーは気になるのであらすじを見て、皆さんのネタバレ以外のコメントを拝見しました。
・邦題合ってない
・期待値下回る
......そう言われると観たくなる天邪鬼。
期待値下回る映画では邦画でダントツの1位がありますので怖いものはありません!笑

肝心のレビューですが、私はスコア通りかなり好きな作品でした。
しつこいようですが、贔屓目、、、?笑

-------以下、察しの良い方は要注意!-------





要領が良くて、気持ちの切り替えが早い人はつまらないと感じるかもしれません。
あの行事嫌だなぁとか、この仕事面倒くさいなぁ、てるてる坊主作っちゃおうと思ったことのある人は共感されるのではないでしょうか。

『ライフオブパイ』よりもリアルだったけれど、陸地のシーンを挟むので、フッと気持ちが引き戻される感じが否めませんでした。
ですが、コリンファースの演技が素晴らしいので、むしろこれはコリンの話?と思い始める始末。
語りが心地良い。

邦題は「◯◯に捧ぐ」ってニュアンスかな。

ハッピーな映画では無いけれど、
憧れを感じる作品でした。

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験担ぎとか、初◯◯とか△△納めとか、
考えてしまうタイプですが、そういうのを忘れて観てました。
というわけで2019年1本目。

シアター⑩最後列K-8
前の背もたれが少し気になる😅
Toshiaki

Toshiakiの感想・評価

3.0
コリンファースの上手さが際立つ。中盤以降は特に良かった。
邦題と予告編に完全に騙されたけど、こういう題材の作品が撮られるのはなかなか意義深い事だなぁと。
こうした作品を作ることは結構勇気が必要かも知れません。
実話となると殊更でしょう。

夢と希望を胸に意気揚々と自身初のヨットレースに参加した主人公。
しかし現実は甘くなく海の上で徐々に追い詰められていく様子を描きます。
最後はなんとか立ち直って行くんでしょう?だって邦題がそんな感じだから…という観客の期待とは裏腹に原題の通りになって行きます。

失敗から学べということなのでしょうか。
主演のコリン・ファースはなんとミゼラブルな役をやったものです…難しいだろうなぁ。
でも私だって似たようなことはこれまでも色々としてきたなぁと胸の内を振り返り、主人公の男にシンパシーを感じてしまいます。

海の色が悲しいほど青く、エンドロールの最後の方は岸に細波が打ち寄せる音で静かに終わるのが、彼のことを許してやったら?と言っているようです。
The Mercy:慈悲、寛容、親切、哀れみ、情け、等々…
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