【社会の偽善を破り捨てる、女横領犯のクライムサスペンス】
不倫相手の大学生に貢ぐため、多額の金を横領した銀行員、梅沢梨花の物語。しかしこの作品は単なる馬鹿な女の転落劇と一言に片づけられない。一見何…
恵まれた家庭で育ち、真面目に生きてきた梨花はどこかで抑圧されていたのだろう。旦那ともすれ違っている。そんな時に出会った光太との逢瀬の終わり、朝帰りをしたときに解放されたのだ。真面目な彼女にとって、倫…
>>続きを読む分かりやすい単純なストーリー展開だから観やすい
ただベッドシーンが無駄に多すぎる…勘弁してほしい
ベッドシーンよりもっと銀行や取引先との緊張感あるシーンを期待してた
後半やっと観たかった感じになった…
期待度★★★☆☆
行動ひとつひとつが理解不能なのに分からされてしまう強烈な説得力のある演技
素晴らしかった
後ろ姿の自転車のカット、父の財布からお金を抜くカメラワークなんかもう最高
会話ごとに隅…
紙の月という題名が、お金という紙に縛られていく人生の中で満ち欠けがうまく表現されており秀逸だ。窓ガラスを破るシーン、その後の宮沢りえのアップシーンはこの映画の表現の奥ゆかしさを感じる。
あなたも来…
旦那さんもだめだし(腕時計のくだりとか)、大学生の男もだめだけど(ヒモだし)、宮沢りえ演じる主人公はもっとだめ。というかサイコパス。
人に与えるより、なによりまず自分のことを第一に考えることが大事だ…
見ました!
ちょうど原作読み終わったばかりなので、見るの楽しみにしていましたが…
うーん…ニュアンスが違いすぎてビックリしました。
本だともっと夫のモラっぽさみたいな、悪意のない梨花への優位性が…
(C)2014「紙の月」製作委員会