日本映画専門チャンネルで放送時に鑑賞。だいぶ前。
「桐島」の吉田大八監督だからと思って見ていて、やろうとしていることは概念的なものだというのも分かるし、何というか図式がそのまま図のまま放り出してあ…
その辺のホラーよりスリルある。
真面目な人こそ自身の価値観が傾いたときに一気に変わりそうではあるが、この映画はそんな真面目で平凡な主婦が犯した小さな罪が重なり、その時に抱いた罪悪感とは反比例するよ…
初めは買い物中に足りない1万円を預かったお金から借りたことをきっかけに200万、300万と日増しにエスカレートしていく様子をスリリングに描写している。 横領の手口をリアルに描くわけにもいかないせいか…
>>続きを読むさまざまな女性の側面に同乗させてくれる角田光代氏。とっつきやすい文体でありながら、思わぬ所に地雷を仕掛けておられるもので。
読めば“あの頃”の自分に、迂闊にも足をすくわれそうになることしばしば。
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横領劇がテーマのサスペンス。
自由を求める女性を宮沢りえさんが熱演していた。
人に施しを与えることが善だという教育を受け育った、宮沢りえ演じるりか。
初めは池松壮亮の借金返済のために横領したお金だ…
こんな作品、観たことないなぁ。
主人公の考えが理解出来なくてなくて、すごく昂奮した。
観る前は、安い昼メロみたいなただの不倫映画と思い込んでた。
吉田大八監督、勝負に出たなぁ。俳優陣も!
「お金は…
文庫本の解説で吉田大八監督は最初「日本の話は1/3残りはタイで逃げ続ける梨花を撮る。イミグレーション(出入国管理)を越え、国境地帯をさまよい最後は武装警察あるいは軍隊による包囲網を正面突破して走り続…
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