一見して束縛に見えることが、当人にとっては思考や義務感からの解放として機能する逆説的なアプローチ。仕事も結婚も誰かと会話を交わすことも何もかもを放棄したくなるときが生きていれば必ず訪れる。首輪を嵌め…
>>続きを読む万田邦俊監督作品。
犬になること。それは社会の犬、国家の犬といえば侮蔑的な表現だが、なぜか快感を得るときがある。
私たちは人として、あるべき決断をして自由を行使するのがよいとされる。しかし本当に…
犬にしても猫にしても犬であり猫であるだけで肯定されるのめちゃくちゃ羨ましいし何より人間よりも一生が短い、まぁ犬とか猫の時間感覚が人と同じなわきゃないと思うが、人間は人間であるだけじゃかなり特殊な例を…
>>続きを読む世の中の仕事はほぼ全て漠然とした主従関係の中にあって、主体性を持ったまま会社であったり上司であったりに従い続けなければならない。
ならば、主体性を全部失ってただ主人の帰りを待つ犬になってみたいと思…
「生きる」ってなんだ。
「生きている」ってなんだ?
そんなギモンにぶち当たる事がある。
でも、イヌになるかなぁ〜(笑)
面白い映画でした。
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年ごろの女は、いろいろ大変だ。
OLとしての成功。
女…
再見。2日目の文字通りエサやりの時間にロングショットでエサを与えていくのだが、この引きの画によってエサやりの行為という非日常性が日常のものと変わっていることを見せているのが手際良い且つ見事なサイズ感…
>>続きを読む笑えた。
そして最後にはさめざめとした気持ちになった。「さっぱりした」とは言い切れない。
ヒロインの気持ちは犬になる前から決まっていたような気がする。
人間は、可愛くない。
犬が一番可愛い。…
日常生活に疲れたOLが、ある日携帯ショップで知り合った店員の家に「犬」として転がり込む。
最初戸惑う店員の男だが、「犬」と男の生活が始まる・・。
OLの現実逃避が、犬になりきろうとする事で、面白…