パゾリーニ生の三部作 三作目
少年ヌレディンと奴隷の少女ズルムードが運命的に出会い、離れ離れになってから奇跡的な再会を果たす話。しかししっかりパゾリーニ映画。
生の三部作を続けて見てみたら物語ラスト…
このレビューはネタバレを含みます
『デカメロン』(1971年)『カンタベリー物語』(1972年)に続くパゾリーニの"生の三部作"の最終作。
この作品も裸とセックスとスラップスティックな笑いを描いているが低俗な演出はない。
白い壁に色…
このレビューはネタバレを含みます
夢さながらに話が切り替わり、人間の営みが地続きに描かれる。人も衣装も風景も音楽も美しく、ただ生きてるから愛し合うし悲しくなって死ぬし我慢できずに食べ殺し再会もできるし、全てにパワーがあっていい。ペラ…
>>続きを読むこれ1本でエキゾチックな雰囲気とエロを同時に楽しめる。
パゾリーニ作品には珍しい、取っ付き易い娯楽モノ映画。
下ネタが無駄に多いが、パゾリーニ作品だと意識しながら観たら下ネタさえも上品な芸術表現に感…
パゾリーニ生の三部作もいよいよ今作でラスト。
デカメロンとカンタベリーがオムにパスだったのに対してアラビアンナイトは1つの物語となっている。
まぁ劇中いくつかのサイドエピソードが挿入されるのだが。
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