赤線に従事している娼婦(宮下順子)が、破滅的な生活を送っているヤクザ者(蟹江敬三)に献身する。売春防止法施行前の赤線地帯を舞台にしている、日活ロマンポルノ。清水一行・著「赤線物語」を原作に取っている…
>>続きを読む赤線廃止前の向島の私娼街・玉の井。一軒の娼館で生きる女性たちのある正月の一日を描く群像劇。客をとりながらもヤクザ者(蟹江敬三)に一途に尽くすシマ子(宮下順子)、結婚して街を出るが夫との性生活に満足で…
>>続きを読む以前映画館で観た印象が忘れられずBlu-rayにて再鑑賞。改めて素晴らしかった。5人の娼婦達のあけすけな生き様は喜劇、ペーソスを超えて女性賛歌、人間賛歌にまで至っている。
色っぽい赤線建築を見事に再…
宮下順子と蟹江敬三の関係の話と、丘奈保美が何人お客を取れるか、結婚して出て行った芹明香と夫の話が、おそらく人気者だった中島葵が店をでていく所までで描かれている。
結婚してもうまくいかず、ヤクザな男に…
たしかロマンポルノの予算って1000万ぐらいだったと思うが、よくこんな赤線のセットを組めたなあと驚く(ちゃんと2階もあったりする)。
そして監督とカメラマンが「入り口から2階に上がって部屋に入るのを…
(@シネマヴェーラ/2015.3.18)
昭和30年代まで存在した赤線地帯「玉ノ井(現墨田区)」を舞台に、娼婦や男たちの交わりを描いたアーカイブ的作品。
赤線に縋る女、戻る女、去る女。
ここへ来た…
シネマヴェーラにて神代辰巳祭り。「悪女の仮面」と本作の組み合わせ最高。
『赤線』とは戦後売春が公認されている地域のこと。警察が地図に赤線で書き指し示したことが始まり。
『玉の井』は戦前から昭和33…