このレビューはネタバレを含みます
家の中の物がいちいち昭和チックで、なんだか懐かしくてたまらんかった。
炊飯器の形、レコード、小さなツリー。
慎ましい生活ぶりも。
地主の小さな頃のシーンに心が痛む。
お母さんに家を貸して下さい。
…
ひたすらに素敵。
11歳の男の子が、彼なりの小さい世界の中で、善と悪の間を行ったり来たりする様子がなんともいえず良かった。
多感な子供ならではの貴重な時間。
大人になってしまってからでは得られない尊…
劇場で鑑賞
バブルに揺れる台湾、少年は世界の理不尽な仕組みに触れる。
貧富の格差が無くならない中で、勝ち組にのし上がるか、一生負け組として惨めに生きるか。
残酷なまでにこの世界の構造を描きながらも…
優しく慎ましい父親の背中を見てそれを信じて生きてきた幼いリャオジエ。その背中を負け組と呼ぶキツネに出会いシビアな社会の現実と不条理を知ったことで、したたかに生きていこうとする姿が物悲しいけれど逞しい…
>>続きを読む劇場2024-63 DENKIKAN
台湾作品
結論から申し上げると、凄く良い作品。
ストーリー展開や登場人物のやり取りも焦ったいし、仔細を語らず、役者の表情や、セリフの行間を読め!と言った…
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