イスラム過激派に占拠された
西アフリカ・マリの小さな街
そこに父母と暮らす少女トヤ
街から離れ、テントでの生活
トヤは夜になるとギターを弾き
唄を歌ってくれる父が大好きだ
街では笑うことは禁止
…
マリのティンブクトゥを舞台に、イスラム過激派の抑圧下で生きる人々の日常と悲劇を描いた作品。
物語は淡々と進み、それが救いであると同時に理不尽さも感じさせる。
音楽、笑い声、煙草、サッカーさえも禁止さ…
こんなにすべての映像が美しいのに
こんなにすべてのことが理不尽(でもほんとにこんなことが起きている。)な映画もなかなか、ない。
私から観たらすべて理不尽だけど
ジハードだから、そこからはみ出す人…
イスラム過激派による理不尽な仕打ちの話
重たいなー😢
サッカーや歌、恋愛など小さな幸せを抑圧していく。
ボールを使わずエアーサッカーしている人たちや隠れて歌を歌う人たちが切ない。
そしてラストシーン…
マリの生活。イスラム過激派がやってきて厳しい監視を受ける。だからボールなしのエアサッカーをしたり、歌を歌ったからと鞭打ち40回される最中「古いしきたりはいらない」と歌で訴えたり、人々の抵抗が刻まれた…
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