近代的な軍事装備を前面に押し出した『人間を考える哲学的映画』
9.11以降テロの脅威にさらされ続けたアメリカ。
その脅威を想定した監視社会を作り、先進国は安定を獲得したのだった。
一方発展途上国…
原作小説を読んだばかりで本作を鑑賞したので、非常に原作を尊重して作られていることが感じられた。
もちろん改変やカットはあるけれども、損失を最小限に留めていた印象。
ただ原作未読者にはかなり不親切で厳…
・すべての仕事は人間の良心を麻痺させるために存在する
・自由は通貨だ
・どこにも居場所がないから、カフカは城を書いたのか
・これが僕の物語だ
など、哲学的で自分の常識を覆してくれるようなハッとさせ…
すべての仕事は人間の良心を麻痺させるために存在するんだよ
何年かに1回は見てる気がする作品。原作も何回か読み返した
呪術廻戦の映画見たら、急に見たくなったので見た。中の人つながりで
名作なんだろう…
建物への突入時やポッドの構造など、原作小説を読んでいるときの脳内のイメージがそのまま映像化されたようなシーンが多かったことは満足。
ただ、全体を通して説明不足感がすごい。
そのせいで主人公達の行動や…
虐殺器官
記録用
非常に面白い!
言葉が人を殺す――その恐ろしさを、ここまで冷徹に描いた映画は他にない。
舞台は、戦争と監視が日常化した近未来。だが本作が問うのは、ただのディストピアではない。
…
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