本作「突破口!(73年)」の原題は、ウォルター・マッソー演じる銀行強盗、その主人公の名前をシンプルに使った「Charley Varrick(チャーリー・ヴァリック)」。
おそらく、この邦題はスティ…
記録
フィルムで。
べらぼうに面白い、ファースト・シークェンスとラスト・シークェンスの昂りは異常。ただでさえ運動性の高い画面が、激しい編集で断片化され、そして繋がれることでそれ以上の運動性に満ち…
実は初見。格好良いのは言わずもがな、悪党同士のプロフェッショナリズムに観客が置いていかれる心地良さ。発砲→カーチェイス→爆発までの一連がラストでほぼ二乗回収されるのもアツい。指輪を付け替え、銃を捨て…
>>続きを読む余計な説明をせずさらっと描いてる部分がめちゃくちゃカッコいい。ぱっと思い出すのはバラの花束とかカルテのとことか。
解説とか探すともっと楽しめるかも。
緊張感を保ったまま物語に緩急をつけることって可能…
ウォルター・マッソーを主演に、まずはその渋い配役とまさに頭脳戦とも言える展開が今作の見どころ。銀行強盗でマフィアの金を盗んでしまったことから、殺し屋に追われることになる。
できるだけ説明を省き、プ…
なんて気品に満ちた映画なんだろう。同時期の『スティング』と似た香りすらする優雅で遊び心をがあふれる軽やかな超大傑作。ドン・シーゲル✕ウォルター・マッソーの化学反応がとんでもない相乗効果を生み出してい…
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