名誉はいらない、金もいらない、欲しいのは『生き残るための1秒』。
映画職人ドン・シーゲルがウォルター・マッソーの肉体に宿らせた、究極の脱出の美学。
プロフェッショナリズムの快感に満ちたクライム・サス…
このレビューはネタバレを含みます
銀行前に車が停る(男は時計を確認する)、紙片を見る男のその手元、顔、手元を見遣り画面外に視線を向ける女(男も視線を同方向へ向ける)、視線の向こうよりやってくるパトカー(を凝視める二人の後姿)、この(…
>>続きを読むこれは面白い。ストーリー、役者、ビジュアル全て良し。ドン・シーゲル監督が「ダーティーハリー2」の監督を断ってこちらに賭けた気持ちも良くわかる。知恵と機転で危機を切り抜けていくウォルター・マッソーが、…
>>続きを読む初鑑賞時はトントン拍子で話が進むし朴念仁キャラが多いから宿に行くあたりで爆睡かました。
人の情感に疎くタイトに統制の利いた脚本。最初の銀行強盗のシーンはGTAの強盗ミッションが模倣してそう。ダーティ…
車の出し入れで銀行内外のサスペンスを高めまくるオープニングが最高。
以降もウォルター・マッソーとジョー・ドン・ベイカーの悪党同士の直接は相対さない駆け引きがたまらない。
アンドリュー・ロビンソンの死…
ジワジワ匂わせて強烈なパンから始まるアクションのスピード感最高。見せ方はシンプルだけど洗練されてて真似できない職人の域にある、かっけー。
ブランコらへんの会話シーン、子供の要望には自ら動いて優しく応…
画面奥で卓球をしていた男はケンブリッジ大で卓球をやっていたというシーゲル本人らしい
ガンアクションの唐突さと無駄のないミニマムな編集によるシーゲル的アクションが銀行強盗の場面で完成しきっている
…
ドン・シーゲルによる『ダーティハリー』の次の監督作品。
冒頭、ニューメキシコ州の牧歌的な日常風景を映してからの緊迫した銀行強盗のシーンに一気に心を鷲掴まれる。
とにかく無駄な演出やセリフが無いタイト…