ゆけゆけ二度目の処女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ゆけゆけ二度目の処女』に投稿された感想・評価

Aix
3.9

キャタピラーや実録連合赤軍あさま山荘への道程などで知られる若松孝二の作品。屋上でレイプされた少女とそれを見ていた少年が出会う話。

あまりにも危険で破滅的過ぎるボーイミーツガールの傑作でした。RDレ…

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脚本は、若松、足立正生、小水一男(兼助監督)。詩は中村義則。

強姦された母親から産まれ自身も二度強姦された少女と、ルサンチマン殺人の少年。血濡れたボーイミーツガール。
十数年ぶりに観たけど、「ゆけゆけ二度目の処女、女が産んだ最高傑作」ってセリフ覚えてたわ。
「…

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3.8

白黒の血は本来何色だったのか。彼らがいる屋上は開かれているようで閉鎖的な感じがする。また彼らの生がどっかに行くか行かないかの瀬戸際みたいな感じもある。どうして一度地下へ降りたんだろうか。
出かける

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3.5

マンションの屋上を舞台の大半に費やして映画を作ってしまうという一歩間違えればアートぶったあるいは貧乏臭い作品になりかねないところを、豊穣かつリリカルで瑞々しい映画に仕上げてしまうあたりこの頃の若松孝…

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o
3.5
乱暴された少女と孤独な少年がマンションの屋上で過ごす話。

顔も歌もセリフも画面も新鮮。
古さを感じない。
結末近く、異様な格好ではしゃぐ2人がとても良い。
屋上,輪姦,海,血,シャワー,雷雨,カラー血まみれ全裸死体,青年輪姦被害回想,刺し,鍵,返り血,ビンタ,劇画.シャロンテート,飛び降り
音楽が終始カッコ良すぎる
屋上だけで作られた映画 経済的効率から発想された密室撮影
ポスターに登場するシンナーは当時日本で社会問題になっていた
3.5

屋上の密室という出れそうで出れない感じは若者が息苦しい毎日から死という解放に向かうための舞台か。ラストがシンナーの啓蒙ポスターで終わるのも逃避の手段としてなのか。姉妹作の『処女ゲバゲバ』より好み。劇…

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屋上青春映画
恋のニトログリセリン
主役ふたりの孤独?悲しさ?とかは別に全然惹きつけられないけど普通におもろ

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