幻想的な映像美(キネマ旬報)
女郎、死神おせんの物語。
主役は中川梨絵さん。
この女優さんの眼力凄し。
キネマ旬報女優名鑑を読んだ。
「子役で活躍、後に東宝に入社したけど芽がでず、浪漫始めた日活に…
「㊙色情めす市場」と並ぶ、田中登の最高作。この2本、まるで別の監督の作品のようだ。本作は映像美に酔わされる。黒子を使った人形振りまで取り入れて、こちらは田中陽造、「めす市場」は、いどあきお。脚本家に…
>>続きを読む石畳を進んで製作と出演。高村倉太郎の決めた撮影と田中陽造の胸に残る脚本。失せやがれ蛆虫の人でなしと金玉蹴り。犬に投げるつもりでくれてやらあ死んじまえっ。障子を小脇に抱えた砂浜の水平移動。生きた鯉や詰…
>>続きを読む濡れ場に文楽........!!!
こんな演出ができる映画監督やスタッフが果たして現代にいるのだろうか........。
本作は一応ポルノであるが、そこにドラマの薄っぺらさを微塵も感じなかった。
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