「違国日記」の監督に瀬田なつきさんが選ばれたのがハッキリと分かるような、特徴がよく現れた映画。未来・過去・ifが交差する目まぐるしい展開が好き。
こちらもDVDを貸してくれた友人とPodcastで…
主人公の元に父親ゆかりの建物を探しに来たと少女が訪ねてくる流れは後の「PARKS」へモロに繋がる語り口な訳だが、本作は大林宣彦もかくやと言わんばかりのスクリーンプロセスや編集を駆使した、時空を超える…
>>続きを読むとても恵まれた映画向きの少女、こんな素晴らしい女優は絶対映画に出続けて欲しいと思ったらちゃんと今でも映画女優をなさっていて嬉しい。
ともすれば陳腐になる危うく青いプロットをよくぞここまでショットの巧…
車内にいる吉永とユキをフロントミラー越しに捉えるところで吉永→ユキと映す時にパンではなくほぼ変わらない・やや右にズレた構図にカット割ってジャンプで繋いである時にグッとくる。黒沢清がLOFTで発明した…
>>続きを読むついこの間、三宅唱『Playback』を観たばかりだったので、
あぁ、また時空が交差する感じか、と思うも、
なんだかいまいち瀬田なつきとは合わないなぁ、というのが正直。
他作品は『あとのまつり』『…
冒頭の階段、橋、観覧車、エレベーター、ベランダなどの縦を意識させる構図と車中から外の景色を映す横移動。更には、縦にも横にも空間を支配する飛行機の運動。スズキジュンペイが橋を見上げた次のカットでは橋の…
>>続きを読むマジでこの世で1番面白い映画なんじゃないか、ってくらいすごい。戯れるふたりの頭上をバカでかい鉄の塊が通り過ぎる。連続しないショットをモチーフや運動で繋ぐ快楽。ラストで「雪」とか口に出しちゃったら全て…
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