遠藤周作が、宣教師の棄教についての実話を書いた原作をマーティン・スコセッシ監督が映画化したもの
スコセッシは好きだけど「キリシタンものとか、何か辛気臭そうで嫌だな~」と思ってスルーしてたのだが先日終…
このレビューはネタバレを含みます
テーマも何もかも強すぎる
決して楽しい話ではないが、2時間40分の上映時間を長く感じさせない完成度。今作に関わった人々が最高の仕事をしたことは随所に見て取れるが、俳優たちの演技もさることながら、この…
己を支える土台とも言うべき神への信仰が揺らいでいくことの苦悩と葛藤。拷問や処刑を延々と見せつけ宣教師に棄教を迫るイッセー尾形や浅野忠信の抑えた芝居がかえって恐ろしい。日本人キャスト総じて好演。水面に…
>>続きを読む日本史の授業や大河ドラマは日本の視点からであり、さらりと流してしまうのはよろしくないのではないか。 かなりディープな歴史の裏、これを経て今があると思うと複雑でしかない。
超有名な彼らが演じている時点…
師が日本で棄教したとの真偽を確かめるため、弟子の宣教師二人が日本へ向かう。長崎に辿り着き、そこで待っていたのはキリシタン狩りだった。
宗教とは何か、人はなぜ信じるのか、信じることは罪なことなのか、…
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