野火の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『野火』に投稿された感想・評価

CU
4.6

作家の大岡昇平によるフィリピンはレイテ島での戦争体験を基にした小説『野火』の映画化。1950年代に市川崑によって映画化された作品のリメイクとして作られた。

主人公を中心に、死と隣り合わせの状況で生…

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極限状態におけるその人となりとは

ただ単に男の数日を映すだけ、だけど残酷で目を覆いたくなる地獄絵図の連続
映画にも本にもならない語ることもなく死んでいった何百万人が経験した戦争の日常なんだよね
これも現実に比べたら生ぬるいんだろうけ…

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終戦記念日に何か一本見ておきたいなと思って鑑賞。
まさに生き地獄。躍動感のあるカメラによって観客も地獄に放り出されるし、凄惨な人体損壊や流血描写が、何にも先に視覚で戦争の恐ろしさを伝えてくる。それだ…

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これ鉄男の人だったのか。寝る前に軽い気持ちで観るもんではなかった。天国のように豊かで美しい土地に広がる地獄絵図。絶対地球上に人間いない方がいいよね、という気持ちになる。
E
-
ここまでロマンのかけらも無い軍人描写は他に無い気がする

見て良かったが、出来ればもう見たくない。映画館の外に出て、夜の楽しげな街に安心した。
自分はスクリーンの前で怯えてれば1、2時間で済むけれど、これ以上の惨劇を実際に経験した人がいると思うと苦しい。

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なんとなく観てしまった

戦争の過酷さ以上にグロい
生きるために人を食う
極限状態の精神はこうなるみたいな…

綺麗事ではない戦争のグロさはリアルに伝わった
M2
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舞台挨拶付きだった

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