
アンドレア・アーノルドの質素な、これぞ「新解釈・嵐が丘」
『嵐が丘』を新しい順に見ていく。おそらくエメラルド・フェネル版より一個前に映像化した本作では、ヒースクリフを黒人のジェームズ・ハウソンが演…
風や土のまとわりつく重たさと複雑な"想い"が絡み合い、観ているこちらまで息苦しくなるような、心をがんじがらめにされる映画体験でした。ロマンスというにはとても足りないふたりの物語は、エンドロールの最後…
>>続きを読む2011年 イギリス🇬🇧
セリフもセットも予算もミニマムなのに有名な古典大作ドラマを上手く自分が思っている「嵐が丘」として描いてくれてます
キャサリン&ヒースクリフの子ども時代に物語の軸を置いて…
言葉によってこそ伝わり得た物語や感情が、映像ならではの表現へと変換されていること。文学としての原作を前提として映画を観るとき、それがなされずにただ筋書きをなぞるだけであっては無意味だと感じる。
本…
映画が持つ「瞬間の感覚」を捉えようとする
カメラに震える。素晴らしい。
正直エメラルドフェネルの嵐が丘に
圧倒的に足りていない感覚は
こういうものだったとさえ思ってしまう。
触れる、叩く、掴む、キス…
映画館で観てよかった。
強風、嵐、霧がかる木立、雨音、大自然が舞台で音や情景も素晴しく生々しい生を感じた。
ストーリーも静謐で、だからこそ浮き出る狂気もよかった。泥のぬかるみや暖炉の炎、ところどこ…
語りの構造が原作から大きく変わり、ヒースクリフの視線に主に観客の目は重ね合わせられたアダプテーションになっており、階級と人種を超えた恋愛という主題が前面に出ている。北部イングランドが舞台ということも…
>>続きを読む荒々しい自然のノイズと、そこに置かれた人間の凄絶な人生。歴史物の典型をかなぐり捨てた、容赦ない生を見せられた。
ヨークシャーの荒野に立つ屋敷「嵐が丘」の主人に拾われた孤児ヒースクリフ(幼少期:…
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