セラ監督トーク付き
ピーター・オトゥールの『ラ・マンチャの男』(アーサー・ヒラー監督)とは対極な草っ原彷徨うナチュラルすぎるドン・キホーテとサンチョ。
セラ監督の友人で常連のリュイス・カルボーがサ…
カメラのブレ等、ドキュメンタリータッチの撮影に、抑制的な演出、ぶつ切りの編集で画質も荒い。(特に画面の黒色の部分で目立つ)
明確なストーリーが無い割に映像の強度もあまり無い感じがして結構ぼーっとしな…
昨日イメージフォーラムでアルベルト・セラを目撃した記念。
ドン・キホーテの話をストローブ=ユイレ風に描写していて、見ているときはそこまで惹かれなかったどころか途中若干寝てしまったのだけど、思い返せ…
セルバンテスの小説に着想を得てドン・キホーテと相棒サンチョが2時間カタルーニャの大地を彷徨い歩くさまを描く。2人のやり取りが完全に映画の中心なのだけど、それとなくユーモアのあるやり取りは緩慢な構成の…
>>続きを読むとりあえずセラの長編は去年と今回で全部見れたのだけど、個人的には『私の死の物語』と『騎士の名誉』が頭抜けてるような。
こちらは『私の死の物語』よりも何も起きない。不条理演劇なのかというくらい何も起…
セルバンテスの『ドン・キホーテ』に因んだ作品は多々あるが、こいつは異色中の異色というか、1つの極北たる代物だろう。普通の意味ではほとんど面白くないが(苦笑)、その面白くなさのキモを考えるのが面白いと…
>>続きを読むほのぼのしてるけど批判的なフシもあるしドン・キホーテの旅の途方もなさを身をもって体感できるというかまあ初めて見るタイプの映画だった…。
サンチョさんの仕事ぶりといい身のこなしといい他人とは思えない……
アルベルト・セラの『騎士の名誉』を見た。騎士とはドン・キホーテのことである。
彼とサンチョ・パンサが広大な平原を旅する。しかし、あまりにも何も起こらなすぎる。夜の場面は暗くてよく見えない。ゴドーを待…