キュスタース小母さんの昇天の作品情報・感想・評価

『キュスタース小母さんの昇天』に投稿された感想・評価

ファスビンダー監督が「不安は魂を食いつくす」(1974)の翌年に手掛けた社会派悲喜劇。主演は同作のブリギッテ・ミラ。エンディングが2種類存在する。

タイヤ工場で突然上司を殺し自殺したキュスタース氏…

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希望
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大傑作、ファスビンダー映画はハンナシグラとブリギッテミラを基準として観るべき
tntn
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ロマンスこそ描かれないもののハリウッド・ファミリー・メロドラマに最も近づいてる印象。
出口なしの状況に追い込まれていく小市民のドラマに希望がなさすぎて、ファスビンダーの中で一番ぐらいに見るのがしんど…

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都市の阻害と搾取に関する構造を突き詰めて自分の映画に落とし込んでるのすごい

変な映画だと思うしつまらなさを感じる瞬間もあったけど、絵の面白さだけで見れた

共産主義会議の祭壇を後方から追跡するショ…

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面白い
上司を殺し、夫が自殺した事件から始まるキュスタース夫人の受難
マスコミの中傷により家庭は分裂、そして孤独となった夫人は共産党の広告塔として担ぎ上げられ大義名分に利用される
逆に話題を利用し歌…

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かん
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夫の死を受け入れたいだけだったのに、大きな事につながっちゃって
3.3

キュスタース小母さんの昇天 1975年作品
Mutter Küsters Fahrt zum Himmel
6.5/10
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督脚本
ブリギッテ・ミラ イングリット…

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3.8

ずっと、つっら…きっつ…と思いながら観た。
孤独でさしてやりたいこともない人が都合よく利用されていく過程をじっと眺めさせられ、真綿で首を絞めてく系のエグさ
カメラワークは他作品みたいなトリッキーでキ…

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途中はつまんなかったけどラストは面白かった。アメリカ公開版のラストだったら発狂してたかも。
イシ
3.0

いつものようにたどたどしいけど、ファスビンダーのなかでは映画として素直に撮ってあって、好感は持った。
キュスタース夫人が切実な辛さを訴えていたところは、とても良かったと思う。
これ観て笑える人はよっ…

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