アラバマにある盲聾学校のスケッチ。まだ幼き生徒が手すりをたどりながら階下の部屋にたどりつくのを見て、行き場のないわたしの母性が爆発した。視覚に障害があっても陽の光は気持ちがよく、視覚以外の感覚を持っ…
>>続きを読むフレデリック・ワイズマンのすべて。
"Deaf and Blind"シリーズ第一部。
アラバマ聾盲学校という障害者施設。
視覚障害といえど全盲から弱視まで様々。
広々とした敷地と整った設備。
入所…
九時間で一つの映画としても成り立つ四部作「Deaf and Blindシリーズ」の第一部。
アラバマ州立の総合障害者養護施設が舞台のドキュメンタリー。
幼い生徒が学校の廊下を壁伝いで歩く姿を、カメラ…
幼子が点字タイプで打った自分の文字を触って世界を理解してゆく指先のカットに震えた。暗闇を「想像力」と「記憶力」で構築する途方もなさを、白杖の特訓や答案を見せに階段を降りてゆく幼児の姿を追う場面に感じ…
>>続きを読むここで切れるのかって毎回のカットで嬉しいような気持ちになる映画だったな。視覚障害の方も健常者と変わらない部分が多く見れたし、可愛くて癒された。目が見えなくてカメラのことも見えないのだろうから、彼等の…
>>続きを読むフレデリック・ワイズマンの足跡特集7本目。
昨年の12月から始まり、年末年始を跨ぐ期間におやすみしていたワイズマン特集が再開したので早速行ってまいりました。まぁワイズマン作品の感想文では毎回書いてい…
「お日さまを感じて」という校庭での教員の発言に現れる子どもを見守る大人たちの暖かさ、肌と心の体性感覚。被写体は盲学校の生徒と教員たちで、学校としての要素が大きい。点字や杖歩行の指導もあるが、シンプル…
>>続きを読むとにかく幸福すぎるラストのダンス。ワイズマンが音と運動でくりくり編集してるのがよくわかる。階段の昇降運動を逆光で撮ると本当にエモい。車の移動を力技で繋いでアメリカの地続き感を表現していてグッとくる。…
>>続きを読むまあアラバマということで、冒頭のサーキット上で南軍の旗がパタパタしていてああもしかして...と変な想像をしてしまいましたが、学校の中は人種も盲の度合いも多様性に満ち溢れていました。
そしていきなり…