警察を通すことで、観客がやくざ側へ感情移入することを許さず、「組織暴力」の冷酷さを描いていく。
この構造は傑作『県警対組織暴力』との相似も感じさせる。
やくざ映画の肝であるはずの抗争はカタルシスなど…
暴力団員の拳銃の買い付けを発端に組織同士の血で血を争う抗争が勃発するお話。
拳銃の買い付けから始まり、暴力団同士で始まる抗争が描かれる今作だがキャラクターとしての描かれ方は薄く、淡々と物語が進行し…
殺された兄の復讐に燃えるチンピラと彼らを一網打尽にせんと捜査に乗り出す刑事。
千葉真一が強くないという意外性。ステゴロで内田良平に負けたり…
主人公の兄が冒頭から出張るとすぐ死ぬ法則…(今回の被…
ラピュタ阿佐ヶ谷にて。実録ものではあるんだけど、実際には任侠もの~実録路線の中間のような作風のヤクザ映画。かなりドライなタッチ(あまり殺伐とはしていない)で、それほどうま味はないけど俳優陣のおかげで…
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