このレビューはネタバレを含みます
主人公にとって大事なものがどんどん消滅していくことに心が締めつけられた。
急にそろそろ死にそうですって現実突きつられても、、、黙って死ねないですよね、、
僕も主人公のように、明日生きることよりも…
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電話、映画、時計、、、と一つずつ世界からものが消えていくたびに、そこに触れて生まれた繋がりや思い出が全てなくなる。。
どんな人でも、どんなものでも、今につながっていて、どれか一つでもかけていたら違う…
脳腫瘍で明日死ぬ僕の前に、自分そっくりの容姿の「悪魔」を名乗る者が現れる。悪魔は、「世界からひとつなにかを消すと、1日寿命が伸びる」と告げ、僕の周囲にある「物」を消し去ることを提案する。
「電話」…
時折挟まれるわざとらしく感情の揺らぎを表すようなズームアウト・インやメリハリのない劇伴が非常にクサいが岩井俊二味(ウォンカーウァイの方が近いかな)のある刹那的なショットが作品の世界観を作りあげている…
>>続きを読む脳腫瘍は手の施しようがなく、余命わずかと宣告された主人公。家に帰ると自分そっくりの死神から「この世から1つ何かを消したら1日寿命を延ばすが、やるか?」と聞かれる。
最初こそ、それくらい消えてもとくに…
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余命宣告された主人公は悪魔と取引することで1日寿命を伸ばす事に世界から何かを消す
この映画の評価されている点であり、メッセージ性としてはこの世にありふれた日々の大切さという在り来りなモノなのかもし…
生きるために何か1つ失くすと言われたら、何を失くせるだろう。
命が一番大切だというが、大切な人との思い出がなくなってしまった人生って意味あるのか?それを思い出させるための悪魔?
今まで何気なく覚えて…
(C)2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会