経済や流行の循環の速さがデザイナー自身のキャパシティの域を優に超えてくる状況の中で、自らを鼓舞する手段としてドラッグが選ばれがちだと、久石譲の著書で読んだ。
マティスの絵を飾るのが夢だと語っていた…
【第67回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『メゾン ある娼館の記憶』ベルトラン・ボネロ監督作品。20世紀を代表するファッションデザイナーであるイヴ・サン・ローランの半生を描いた作品。カンヌ…
華やかなファッションの世界で活躍するイブ・サンローランの半生を抑揚なく淡々と描き、プロローグが延々続いてるような、良くも悪くもフランス風な作品。
2時間半と長い割りには、イブという人間がよく分からな…
伝記映画でここまでアート性重視なのも中々の考えものだが、これほど役者も構図もセットも劇伴もイカしてると2時間半全然観れちゃうな。少なくとも映像面では、YSLが全面協力しているピエール・レネ版より良か…
>>続きを読むところどころ良いんだけど長い。上流階級のおとなしそうなマダムが、パンツスーツを仕立ててもらって袖を通すのだけど、女性的な雰囲気のマダムに男性的なパンツスーツが似合ってない。マダムも気おくれしておどお…
>>続きを読むイヴ・サンローラン役のギャスパー・ウリエルは一昨年、スキー場での事故により37歳という若さでこの世を去っている。
本作での同性愛者、新作に苦悩するイヴ役を演じているが、高い評価には頷ける。
モデル…
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