地獄に咲く知性と暴力。
泥と血と糞尿と煙が画面を覆い尽くし、匂いすら漂ってきそうなほどの物質的なリアリズム。
カメラは固定されず、常に人物の間を蛇行しながら滑るように進み、無限のディテールを観客に…
常に糞尿、ゲロ、唾、どこかしらで誰かがうめき声をあげる。いちいち人物がこっちを向いてくるし、この糞な世界を神の視点でみているという意識で疲れる。
カオスすぎる、なんだこれどうやって撮影したんだ…かっ…
このレビューはネタバレを含みます
ダンテの「神曲」をベースとした神話的SF。スーパーパワーの持ち主であることを隠して人々の中で暮らし、世の中を良き方向に導こうとしていた主人公は、やがて一人の女性を愛するようになる。しかし彼女はコミュ…
>>続きを読む映画というものは別世界を見せて連れて行ってくれる物だという価値観を持っている者としては、これこそが純粋な映画体験なんじゃないかと思う。
もはやリアリズムを超越し、本当に中世ヨーロッパ世界に放り込まれ…
【超宇宙的存在🛸】
当時、渋谷ユーロスペースにて鑑賞。客は超満員だった筈。
あまりのむせ返りそうなグチャドロ感、カオスな映像と超難解な内容、まさしく地獄の黙示録的なSF作品。如何にもアレクセイ・…
大前提、ここは別の宇宙である事がこの充実した映画体験の土台にある。観客は旅をする心持ちにさせられている。
湯気、泥などの水分・毛や紐や布でもって世界の実在感を強めている。
通行人がカメラに向か…
たしか3年前に、冒頭1時間を酔っ払いながら見せてもらった以来、ずっと気になり続けてた作品。
ようやく最後まで見れた!!
嬉しい!!!
とりあえず、めちゃくちゃ綺麗で大きい風呂に入りたい。
縦横無…