前作を見ていなかったら、何をしているのかさっぱり分からなかったと思う。「宮城事件」もこの作品からでは伝わり辛い。何より、戦争の悲惨さ、愚劣さの表現が薄い。
それでも、この作品のいい所をあえて挙げる…
観るのが非常に苦しい映画だった。
様々な立場の様々な人々に正解のない正義がそれぞれある。
ただ、その正解のない正義に多くの国民が巻き込まれ国が滅びかけた。
なぜここまでいってしまったのかという気持…
このタイトルの新旧二作を見てしまうと、どうしても比べてしまう。作られた時代も異なるので違った味わいが出てきて当然。ただ、最初に見たのが1967年公開の岡本喜八監督のものだっただけに、こちらの衝撃がど…
>>続きを読む「日本のいちばん長い日」製作委員会