このレビューはネタバレを含みます
なんか昭和テイストな台詞やふるまいは相米慎二へのオマージュなのかな…絶妙なウザみがクセになる。浮気相手の男役の人がだんだん中井貴一に見えてくる笑
本筋はよくある話なんだけど、すごすぎてゲボ吐きそ…
『Passion』で結ばれなかった男女を演じた河合青葉、岡部尚が出て真逆の人物を演じているのが面白かった。
結婚式当日に婚約する相手に浮気したと秘密を打ち明けようとする女性とその浮気相手の男性…
“永遠に君を愛したいんだよ!でも無理なのか?”[94]
結婚式当日に花嫁の秘密が爆発する映画。結婚式なのに、結婚式を見ていないようだった、劇を見ているような感じだ、それは花嫁が不倫をしていたって言…
濱口竜介の真骨頂とも言える、ときに露悪と捉えかねないような正直さが発揮される。
人物を動かしまくるのにそれが全然段取りに見えない演出が光る。
ワンショットでなにができるかって試みと人物のギャグ的な動…
結婚式の前に神父にあんなことを言われるとなんでも告白したくなるが言わない方が良いとわかった浮気した男側が普通と違うことばかりで面白くてこっちになりたいと思った「どんな顔をして結婚を誓うのか見てやる」…
>>続きを読む伝わらないという状況を粛々と生きながら、不意に伝わってしまうことがある。それは強烈な体験になる。これもまた濱口竜介に一貫した主題と言える。
この映画においても意思の伝達は視覚よりも聴覚に託されている…
婚姻届に印を押さず式直前に浮気を告白する新婦。誰の子か分からない妊娠。音もなく開閉する扉。想像力を運ぶ電車。廃品回収と雑踏。手紙を読む声。暗示をかけて墓場まで口を塞ぐ。経済的支えと世間体。痛々しく強…
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