PASSIONもそうだけどなぜ濱口映画の登場人物は秘密を胸にしまっておけないのか。浮気された新郎が一番謝ってるのなんか笑えた。寝起きの男の口臭が本当に臭そうだったし安めのコント臭も最後まで消えなかっ…
>>続きを読む『永遠に君を愛す』(2009)鑑賞。58分。サンクスシアター。結婚式という舞台が活きる人間模様。美しくも薄幸な幽霊、河井青葉劇場でも。濱口竜介作品だが脚本は別で会話劇のスリリングさが弱く短編コントの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
………残念ながらまったく乗れず。
とらえどころのない不快感や薄気味悪さのなかに一瞬だけ混ざる、奇跡みたいな瞬間に立ち会えることが濱口作品の魅力というかどうしても期待してしまうポイントだったけど、今…
愛するという行為にともなう覚悟や倫理がそれぞれくいちがうことによる悲喜劇をへて、利己的な告白が利他的な黙秘へと昇華される。河井青葉演じる新婦は、夫を決定的に傷つけて苦しませてしまう「ある秘密」を生涯…
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