不思議な世界観。シュールレアリズム的要素も強く、家の壁などはドイツ表現主義も彷彿とさせる。
恐ろしさと不気味さと同時に美しさと妖しい魅力も漂う映画である。これで2時間あったらキツいけど90分だから、…
このレビューはネタバレを含みます
リリーフランキー見たさに鑑賞。
途中なんども緑の海が出るが、これはリリーフランキーが言った「貝が美味しいのは人間を食べてるからだ」ってとこから海は毒ということを表現していると勝手に解釈した。
池松…
盲目の貝類学者をリリー・フランキーが演じている。
彼は沖縄の離れ小島に住んでいる。一人でいることが生きることなのだ。そんなある日、島に流れ着いた女の奇病を貝の毒によって思いもよらず治してしまう。そ…
舞台が沖縄で、貝類研究者の話…。
もっと、ゆったり、柔らかい作品をイメージしていました。
沖縄の海や空…風景はとても綺麗です。
でも、鑑賞中から怖さを感じて。
環境破壊、自然破壊、基地問題、戦争…
完全にリリー・フランキー目的で鑑賞。冒頭、指先で器用に貝に触れる様子からなんとなく盲目かな?と察しがつく。そして正解。このリリー・フランキーの人物像、完全に好み。海の中に椅子で座っている描写が何度か…
>>続きを読む海には奇妙な形をした生物が多く生息しているが、貝類というのはとりわけ異形でありながらも人間の器官によく似たフォルムをしている不思議な生物だ。
不気味でありながら、どこか美しさを感じさせる。
映画界…
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