ホウ・シャオシェンの好きなところは、「知っている(気がする)光景」の「知らない姿」を見せてくれるところだと思っているので(だから『珈琲時光』が一番好き)、唐時代末期のよく分からない武侠物語を見せられ…
>>続きを読むホウ・シャオシェンの武侠映画。
武侠映画とは言え、セリフやアクションは決して多くはなく、話も非常にミニマル。
映像は美しく、ロングショットの長回し、室内・屋外の光の演出が冴えてる。
それだけに劇場で…
想像以上にアクションの比重が小さくて驚いた。動きの穏やかなカメラで捉えた詩情豊かな映像から、暗殺者の孤独と当時の中国の寂寞たる空気がじっくりと炙り出されていて、格調高いアート映画の佇まいだった。カン…
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