このレビューはネタバレを含みます
初っ端ベッドぶち壊し、腹を刺されるも病院で車椅子に乗れてご満悦のドパルデューが最高に面白かったです。何故かプーチンに接近するスティーブン・セガール属の、素でクリーチャーな奴を泳がせたらピアラの右に出…
>>続きを読む全編のテーマである男女の乳繰り合いには興味が持てないのだが、何気ない車内を男女が殴り合う場所に変貌させたりレストランやバーを強引にセックスの中途点にするピアラのユーモアセンスに脱帽。その辺の生真面目…
>>続きを読むこれを表題どおりLoulou ルル(ドパルデュー)が主人公の、ルルの物語として捉えるとあまり興味が湧かないけれど(仲間のLuluの話なら別だ)、ネリー(イザベル・ユペール)に視点をおいて、中産階級の…
>>続きを読む自然主義
見る度に思うがドパルデューほんま良い役者、ユペールも流石
役者、否シネマトグラフ的に言えば最早モデル
出演者たちの生きた表情を遺憾無く引き出すピアラの手腕がこれまた圧巻
ドキュメンタリーの…
ユペール若…。むき出しの絶叫やもみくちゃの喧嘩が鮮烈なのは勿論のこと、ベッドに並んで寝転ぶとき顔に肘当たっちゃう一瞬がアドリブなのかなんなのかわからなくて印象に残る。高速の切り返しドキッとした。ピア…
>>続きを読む生命力と解放感すごい
責任から逃れて精一杯楽しむ無敵の人たちの光と影、疾走と哀愁。
ネリーのブロンドの髪ととルルのアッシュブラウンの髪が枕の上で一つになる。衝動と至福の塊、愛おしくて可愛かった。
ネ…
このレビューはネタバレを含みます
このレビューはネタバレを含みます
ブルジョワのネリーと労働者階級のルルという、住まう場所も飲む酒もタバコも服装もまるで違うふたりが出会って惹かれあう。でも愛し合ってめでたしでは終わらない。生まれ育った階級が違うふたりは愛し合えても幸…
>>続きを読む嫉妬したら反射的に感情的になるような決定的な自己肯定感の低さがあって、けど本来は優しい人だったんだろうなみたいな嫉妬がパーソナリティに深く刻み込まれてるような男が出てきて、その男が実際そのまま妻か彼…
>>続きを読むピアラの映画観てると悶々として映画どころじゃなくなる。
次へ次へと省略される編集が、くっついては離れるだけの男女のやり取りを飽きさせない。時間が断絶しまくってるのに、感情は継続して連なってる。
同じ…