少年刑務所内を含むイラン市街のひなびた風景を、軽快な編集で切り取るオールロケの画面がエキゾティック。
人情が活発に蠢く展開から、50年代の邦画を観ているような感覚も覚えた。
イスラム社会の人生そのも…
アスガー・ファルハディの監督第2作目。被害者側の一存によって死刑にするかしないかが変わるイラン社会に驚愕。当事者間の絶え間ない不毛なやり取りと物語の帰結に気分はどんより。彼らしさが発揮され始めた作品…
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もうすでにアスガー・ファルハディ......素晴らしいよ!!自国の法律によって救われるべきはずの被害者が苦しみ、ゆえに裁かれるべき者の行方がさらに問われる。
どちらの立場にも寄りすぎない脚本が圧巻…
『別離』アスガー・ファルハディ監督の長編二作目。ワルシャワ映画祭でグランプリを受賞した。
イランでは18歳を迎えると死刑が執行される。18歳になり死刑が目の前に迫った親友のために少年院を出所した青…
原告が死刑を望めば死刑になる。
でも執行するには被害者側なのにお金を払う必要がある、しかもこんな場面でも男尊女卑の影響があって、男性に対する執行にはよりお金がかかる、とか…
すごい世界だなぁ。
…
この監督の別の作品でイランの法制度に触れて、なんだかほんと遠い世界だなぁと感じたけど、今回もまたそんな感じ
この制度だと遺族も被害者もまた悩み苦しむな、、
そもそも殺人があったら基本苦しむんだろう…
アスガー・ファルハディの初期の作品
心中をするつもりです彼女を殺し、
死にきれなかった少年は死刑宣告を受け、
それは遺族が望むから死刑だと…
そしてその死刑執行のために被害者がお金を払う、
不…