たまゆら 卒業写真 第4部 朝 あしたの作品情報・感想・評価・動画配信

「たまゆら 卒業写真 第4部 朝 あした」に投稿された感想・評価

最良のENDだけど安っぽさも感じてしまうジレンマ。

目的意識のない私文大学生を悔い改めさせる高性能な装置ではある。

このレビューはネタバレを含みます

ただしいことを、ただしく繰り返しかたちにしてくれた作品だった。
あらためて、自分にとって、もっとも大切な作品のひとつ。自分にとっても、たまゆらは、道を見失いそうな時にくりかえし立ち帰る場所になる。

亡き父は楓の心の中におり、だから竹原やカメラを手放すことができる。という、この映画で描かれた成長はしかし、実は、OVA、つまり物語の初めにすでに示された変化をなぞるものでしかない。
だから、この第4部でもっとも劇的なのは、新年を迎え不安に駆られる楓の肩にかおるが手を添える、その自然さであり、この自然さを可能にするために重ねられてきた時間にこの作品の全てがある。

2022年の上半期は、小沢健二、映画クレヨンしんちゃんシリーズ、そしてこのたまゆらに学んだ半年間だった。
たまゆらが完結まで描かれたことの奇跡に感謝せずにいられない。
ちひろちゃんベスト友達に欲しいキャラすぎる
あとエンディング曲がずるい泣く
~『たまゆら』シリーズ全体の総括感想~
OVA~TVシリーズ含め、竹原市が主な舞台の素敵な好作品。ARIA制作陣によるオリジナル作品ということもあり、優しい雰囲気は通じるものがある。坂本真綾さんによるユーミンカバー曲や大貫妙子さん作曲のOP等、音楽面も素晴らしい。

父の早世という辛い背景がありつつも、そのカメラで様々な人達と触れ合い、夢を見つけていく。世代問わずのキャラクター、各々が持つ優しさに満ちた雰囲気、親子愛、何気ない日々の素敵を写真に収める魅力等々…大好き。
※特にラストを飾る『卒業写真第4部』はハンカチ必須。。
これから、あるいは今まさに、受験産業の食い物にされ、多くの場合は収入に結びつかないスキルを安くない金で買うことになる少女たちの物語、と言ってしまえばそれまでで、この作品の言いたかったことは「そのようなことには薄々気付きつつも、自分たちで困難を乗り越えようとする姿」であり、かつ肝要なのは「視聴者は彼女らの父親の不在によりその目線を疑似体験できる」ということである。フィルムコンデジしか使ったことがない、オートフォーカスもよく知らない、何の変哲もない知人を撮ったスナップのポートフォリオで入学できる写真の学校にはたぶんあまり通う意味はないのだが、それでもそんな少女には確かにフルサイズ一眼レフを大三元一本つけて贈りたくなってしまう、これが親心である。そしてそんな少女たちの夢につきあうために夏目をはじめとする“父親”は、この作品では決して描かれることのない様々なハラスメントと職務上の重圧に晒されながら働くのである。作品の外部においてそのような機能を前提としているからこそ本作のリアリティは担保される。それはひとえに彼女らの想いの軽視にほかならならず、同時に差別的な構造の温存であり、そういったことを前提としつつも黙認した上で彼女らは一歩ずつ夢に向かって進むのだが、そのこと自体は彼女らの責任の範疇にないのだ。誰かが「それでは食っていけない」と言わなければならない場面が訪れなければならないのだが、誰もその責務を全うしない。だからこそ「そのことに薄々気付いている彼女たちは、誰に何を言われても、あるいは言われずとも、自分たちだけで困難を乗り越えられるようにネットワークを作り上げている」のである。知らないうちに、こちらから言わないといけないことも言えないうちに、甘やかされて育っただけと思っていた少女たちは着実に成長する、実はそこまで織り込んで作ってある作品だということは言っておかないといけないだろう。
卒業、そしてこれから。
シリーズ完結作として完璧な脚本と演出に感動、「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」がこれ程までに心に染み渡るとはシリーズ視聴前は想像すらしてませんでした。
頑張る勇気がもらえる素敵な作品です。
尊い。卒業写真合いすぎ。写真のアニメということで見てみたんだけど深すぎた。
しゅん

しゅんの感想・評価

4.9
過去視聴メモその7。

癒し泣き系アニメの(個人的)最高峰、たまゆらの最終章4部作のラストです。

憧憬の路で自分の想いを自覚したぽって。受験や卒業を目前に控え、みんなで未来に向かって一歩一歩進んでいく。

泣きポイント、萌えポイントはもう言うに能わず、です。
全シーン(特に後半)はずっと泣きっぱなし。劇場公開から何年経っても色褪せることのないノスタルジーと青春の香り。

光の演出と音楽に特に引きこまれる。卒業式でのたまゆらと、そこに流れる坂本真綾さんの『卒業写真』。ぽっての晴れ舞台を見守るお母さんとお父さんのカメラ。

頑張って感想を細かく書こうと思いましたが、語り切れません。
今がつまらないと感じている方、ノスタルジックな気分に浸りたい方、是非とも本作を観てください。

全話見終わった時の満足感と脱力感が清々しい、名作です。
ARIA、スケッチブックに並ぶ真なる日常系アニメ
神の第四部

感謝感涙人間の全て
終わってしまった
EddieJay96

EddieJay96の感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ODSの最終作。
「憧-あこがれ-」と続けての視聴をお勧めします。
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