グザヴィエドランはとにかく"音"の才能がズバ抜けてる。
選曲、かかる音楽で表される心境、雑音の音量の上げ方…
言葉が足りなすぎて伝わらない人、
言葉が多すぎて思いとは違う事が止まらなくなって…
何…
過去のドラン監督の作品に比べると鋭さを欠く気がしたけど、「家族愛、万歳!」みたいなペラさがないところは最高。
ウディアレンのフランス版か、グロのないタランティーノかってほどのしゃべくり映画。家族全…
会話というものが持つ狂気が見事に表現されていて最高だった。これでもかというクロースアップの多様、意識の乖離感を煽りまくる映像とサウンドトラックに対するエフェクト、画面の緊張感がハンパじゃなくて終始ス…
>>続きを読むどうしても観たくて友達を誘って映画館へ。ドラン監督の最新作品。主人公のルイは理由があり、かなり久しぶりに実家に帰郷する。実家では母、兄、妹、兄の嫁が出迎えてくれた。家族のハートフルな話かと思いながら…
>>続きを読むちょっと誰得かわからない映画だった(笑)
映像もカメラワークも半端なく美しかったのに、重たすぎる家族の現実を見せつけられた。
たぶん、家族って一度離れてしまうと、赤の他人よりも関係を良くすることが難…
正直、うだうだと長くて、退屈してしまった。大人たちの言い合いをひたす見せられる。垣間見える?、彼らの愛は理解できなかった…。良かったところをあげるなら、映画の中で彼らの背景がはっきりと述べられること…
>>続きを読む退屈な会話。ぎこちない家族の日常。
それをまるで一眼で精密に切り取ったピースのように、淡々と積み上げていく。
理解しようとする程に理解させてくれない。
それでも、憎いくらいに美しい画面に気づいたら惹…
「理解できないけど、愛してる」
ドラン3作め。
この監督の作品を観ると毎回、
なんでこう、言わなくていいこととか、気づかなくていいところに気付くんだよ、と思う。
みんなが水面下に抱えた想いとか危う…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual