自分のことってわかってるつもりでも
全然わからないものだなと改めて感じた。
白岩のように今年から新しい環境で、
から回ったり思ってる自分でなかったり、
サトシみたいに心が暴れるところに
ひどく共感し…
〝佐藤泰志原作・函館三部作オールナイト〟にて
___妻に見限られて故郷・函館に戻った白岩は、職業訓練校に通いながら失業保険で生計を立て、訓練校とアパートを往復するだけの淡々とした毎日を送っていた…
"佐藤泰志原作・函館三部作オールナイト上映"で先行鑑賞。三部作の中で一番穏やかでいて、分かり易さは一番だったなぁ。オダジョの芝居は気を委ね易く、蒼井優の強さがズーンと出ている映像になっていた。タイト…
>>続きを読むテアトル新宿、函館三部作オールナイト上映にて。
山下監督の作品はいつだって確固たるリアリズムが描かれていて、そこが何よりの魅力。人間の繊細な部分を映像でここまで表現できるのは山下監督のみなのではな…
最高。最初はハマってないと思った音楽の余韻がすごすぎる。重かったり暗かったりしそうなもんだけどカラッとしてる。聡がなぜああなったのか?なんとなくしかわからない。白岩の過去も絵で見せない。それがベタっ…
>>続きを読む職業訓練校という場所が、挫折や傷みを連想させる。シーンはぶつ切れで、音楽も四谷怪談のようで、見ていて居心地が悪かった。でも主人公の二人は文句なしに素晴らしかった。悲しみ、怒り、喜び、戸惑い、いろんな…
>>続きを読む
『余韻の残る映画』
観た人によって受け止め方は違うかもしれない。
重いと感じるかもしれないし、
こんなに清々しいものかと思い知らされることになるかもしれない。
何と言っても白岩の日常に対する無気…
(C)2016「オーバー・フェンス」製作委員会