このレビューはネタバレを含みます
可愛らしい絵とのんさんの声がすずののんびりな性格と合っていて、映画の世界が壊れて欲しくないと思えた。
戦争の映画はオッペンハイマーもそうだけど、現実と分かりやすく地続きだからストレートに心に刺さるも…
【呉の戦時中、一般的日常】
戦争がテーマではあるけど、一般的な、庶民の日常を切り取り続けた映画
よく分からんとこも少しあったりして、まあまあだった。
盛り上がりどこ、起伏がないように感じられたから…
初めて2024年になってこの作品を見た。
初めての感情を抱いた。
ただただ第二次世界大戦の戦況下で静かな田舎町で生活する家族の話を見ているだけなのに、どうしてこんなに釘付けになるんだろう。
個人的…
このレビューはネタバレを含みます
原作の圧倒的な世界観とその温かさを、しっかりと映像に移植できているところに感動する。
その軸となるのは、やはり、すずさんの声を担当したのんの演技力か。もちろん、作画の美しさ、アニメーションの丁寧さ…
すずは戦時中に広島の呉に見合い結婚で嫁ぎます。そこから終戦までの日々が描かれています。
子供の頃から嫁入りまでとんとん拍子で話が進みます。義理の姉は厳しいが、義理の両親や旦那が優しく、すずは物…
作品のタイトルに全てつまっている。
柔らかく静かに深く心に刺さる物語だった。大切な日常、何か変えられてしまっても続いていく日々。
能年玲奈さんの演技も凄いし、原作者と映画関係者の皆さまどうもありが…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会