ゆったりした画と主人公の声で和む前半。
広島のあの日が来てしまうのをこちらはカウントダウンしながら観てしまう。
じわじわくる物語だった。
広島弁がすずさんにより柔らかく響く。
何気ない日常の暮らし…
日本一の軍港の街・呉を舞台に、昭和19年、お嫁にきた18歳のすずさんが生きた日々の物語。訪れる毎日の出会いや生活に、美しき世界をみつけて、前を向いて彼女は生きる。大切なものを失くしても...。なんで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
本当に素晴らしかった!
アニメ映画なので1時間半くらいかと思ったら2時間半あり、ずっと見ていられたので鑑賞後にびっくりしました。
戦争の映画、というより、生活に戦争が徐々に染み出してくる感じがと…
秋のアニメ映画祭④
久しぶりの傑作。
面白いけどしんどいよ。
戦時中。広島生まれのすずは呉へ嫁ぎにいく。呉の生活とにじりよる戦火の影。すずと嫁ぎ先の家族との生活が描かれていく。
まずはのんの声とす…
自分も要領がいい方ではないので、すずさんに共感する点がたくさんある。
こんな小さな日常での出来事さえも、いとも簡単に奪われてしまう。本当に戦争はしてはいけないものだと心から感じる。
すずさんの夫と初…
© 2019こうの史代・コアミックス / 「この世界の片隅に」製作委員会