すずさんは作中、「ぼーっとしてる」と言われ続けていたが、すずさんみたいな人がぼーっと生きていける生活こそが平和なのだと思った。気が強くてわがままな義姉とすずさんの関係性の変化。似たもの同士ではない言…
>>続きを読む話の前半、辛い中でも、楽しい日常が、描かれ、後半に、入っていく内に、その日常が、戦争によって、壊されていき、命を落としていく。戦争の残酷さが、悲しみを、誘う。この時代の、日常。辛いはずなのに、どこか…
>>続きを読む呉の戦争のくらしの話。
ほのぼのした雰囲気で展開しているため、余計に心にくる。
配給が少ないため増やすためにいもを入れたり、水を多めに炊いたり、戦争で知り合いを亡くしたり、いつまでも帰りを待ち続け…
戦争映画とは言っても、残酷な戦争シーンは少なく、戦時中の日常がひたすら描かれている。それも、悲しい出来事ばかりではなく、悲しい出来事を経験しながらも幸せに生きる、生きようとする人々が描かれている。…
>>続きを読む(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会