ただただ生活をする映画。
普通であることがいかに難しくて、一瞬で無くなってしまうことかを再認識させてくれる。
ご飯を食べる、家族と暮らす、ぼーっと1日を過ごす、なんてことない事が、この時期の人々…
まさに「この世界の片隅に」実際に起きた歴史と些細な日々の幸せを感じ、学ぶ作品。
作品自体はやさしい色彩とやさしい声色で進んでいき、まるで目の前で語られているかのように感じました。
やさしい世界の…
火垂るの墓とは違う戦時中、戦後の描かれ方してて20代の自分には新鮮だった。
誰かに怒られたり、きついこと言われたときにするすずさんの顔がカワイイ。
視聴者に想像を任せるタイプの驚きと恐怖があって…
― この街では皆誰かを亡くし探している
素朴で無邪気なすずの振る舞いと、過酷で悲惨な戦争がやんわりと描かれ、なんともいえない無念さが、じわじわとこみ上げてくる。毎年暑くなると思い起こすこの史実は、…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会