ホース・マネーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ホース・マネー』に投稿された感想・評価

1990
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カメラを眼差さずして語られる言葉たち
言葉なく佇む人の姿
沈黙でさえも雄弁

コスタの作り出す閉ざされた空間、世界の中で、静かに記されていく映像表現のなんと簡潔で奥深く、潔いことだろうか

病院や建…

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出生証明書を読みながら流れる涙が全て。
エレベーターでの会話、歌詞の記憶違い、パスポートを忘れるな。
3.0
深く黒い闇と一条の光の中で人が歩いたり喋っているだけで映画になる。
4.0

現実と虚実が入り乱れるからわけが分からんが、画面が素晴らしいので全部OK。

冒頭のパンしてヴェントゥーラをとらえてから病院の中へとなるわけだが、そこだけで凄すぎる。

全員ぼそぼそ喋ったかと思えば…

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4.5

冒頭の写真からのパン→ヴェントゥーラ登場で「あっ、今回はカメラ動くんだ」ってドキッとしたけど、中盤過ぎにもう1か所あるだけだった。

ナイフを奪われるショットにおける手の強調ぶりはブレッソンのよう。…

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物語は、ポルトガルの植民地支配と移民労働者の搾取という歴史を重ね合わせながら進む。1974年のカーネーション革命前後の混乱が背景にあり、ポルトガルへ渡ったカーボベルデ出身の労働者たちの苦難が静かに浮…

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Juzo
5.0

映画の舞台は、ほとんどが暗い病院、廃墟、夜の通り、地下通路。
つまり、ここではなく、記憶の中を彷徨う幽霊のような空間。
ヴェントゥーラは老いて、震え、
言葉をつかみそこねながら、かつての政治的暴力、…

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さっぱりわかんねぇ

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